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2017-08-19 09:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
②【男子420級総括】
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【男子420級のスタートシーン】 ※高体連より

男子420級過去2大会を振り返って見れば、両大会共に最終レースを残し優勝が決定してしまうほどの圧勝劇だった。展望でも述べた通り、今年のメンバーはハイレベルであり、激戦どころかレースが始まってみれば、レース毎に順位が入れ替わるほど見応えある展開であった。

※どのように推移したのか?早速振り返ってみることにする。



※【レース推移】

※8/13(木) 天気・晴れ 最高気温33℃ 風向330~310° 風速8~6m/sec

レース初日、2レース予定であったが、翌日以降風予報が芳しくなかった為、前倒しで3レース実施。風速はO旗が揚がるほど申し分なかったが、風向は過去2大会とは違い、どうなるかと注目されたが、優勝候補は順当に上位を占める。

4-1-4の9点で首位に立ったのは、小木曽/兼子(慶應義塾)そして2-2-6の10点で蜂須賀/狩野(霞ヶ浦)と関東ワンツー発進。そして1-11-2の14点の3位に、尾道/三浦(光)、連覇を狙う西村/蔵田(清風)は6-5-5の14点で4位発進。昨年5位の本多/上田(中村学園三陽)が3-3-12の18点で5位、そして下石/玉村(西南学院)・谷口/伊藤(津工業)が24点の6位で続いた。

この時点で勢いがあるのは小木曽と尾道か?蜂須賀は2レース共にトップ目ながら順位を落とし、西村はトップ目に絡めなかったのが少々気になった所か?


※8/14(金) 天気・晴れ 最高気温33℃ 風向280° 風速4m/sec

予想通り2日目は穏やかな状況となり、午後1レースのみ実施される。風速が落ち、若干荒れ気味の展開となる。首位発進の慶應・霞ヶ浦は二桁順位を叩き、それぞれ順位を落としてしまう。代わって首位に立ったのは、この日4位だった尾道/三浦(光)であった。5点差の2位にはついに西村/蔵田(清風)が上がってくるも、カットが入ると順位が落ちてしまう苦しい状況。3位には霞ヶ浦とこの日2位フィニッシュした津工業が上がり、5位にはここまで安定している西南学院、そして慶應-三陽と続く。


※8/15(土) 天気・晴れ 最高気温31℃ 風向205~210° 風速5~7m/sec

勝負の3日目、男子は2レース実施。カットが入る第⑤レースでは、ついにチャンピオン西村/蔵田(清風)がトップフィニッシュを飾るも、ライバル達も順当に上位となり4位後退となってしまう。続く第⑥レースでは13位となり、4位キープも首位とは5点差となり、連覇達成に黄信号が灯ってしまう。

この日、4-8とまとめた尾道/三浦(光)と、2-7でまとめた蜂須賀/狩野(霞ヶ浦)が19点で首位タイへ躍り出る。蜂須賀と同様、カット後上がってきた小木曽/兼子(慶應義塾)が首位と1点差の3位。以下清風-西南-三陽となり、それぞれ最終レースで逆転の可能性はあるものの、優勝となると光・霞ヶ浦・慶應3校に絞られた。


※8/16(日) 天気・晴れ 最高気温34℃ 風向305° 風速2~3m/sec

勝負の最終第⑦レース。コンディションは非常に苦しいながらも、レース実施できる風域であり、スタートは切られる。霞ヶ浦・清風が良いスタートだったものの、6位三陽と5位西南が中盤に左海面で勝負し、大きく伸びてくる、福岡勢ワンツー回航。首位の霞ヶ浦はライバルを見ながら真ん中でレース展開し、4番手回航。清風は9番手回航となる。ところが首位争いの光は中途半端なコース取りで14番手、スタート失敗した慶應は21番手と優勝どころか下手するとメダル獲得も危うくなる大ピンチとなってしまう。

大過なくレースは進み、三陽-西南-霞ヶ浦の順にフィニッシュ。この時点で霞ヶ浦の優勝が確定。清風は6位、光は12位、慶應は16位となり、トータル三陽・西南が29点の同点。さらには清風と光が30点。それぞれタイを解消し、西南-三陽が逆転メダル獲得。光と清風はそれぞれ4・5位、慶應は6位でレースは終了した。

※以上大激戦の男子420級だったが、入賞校の顔ぶれと寸評を述べてみよう。



※JOCに続き、二冠達成!
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【勝負強さを発揮し、インターハイ制覇!蜂須賀/狩野ペア(霞ヶ浦)】※BHMより

ついに高校日本一も達成!激戦を制したのは5月唐津JOCで優勝を飾った蜂須賀晋之介/狩野弁慶(霞ヶ浦)だった。蜂須賀は一昨年は18位、昨年は4位入賞と着実に順位を上げるも、特に最大のライバル西村宗至朗にはなかなか勝てなかった。しかしながら厳しい練習の中で精神的にも大きく成長。特に狩野とコンビを組むようになってからは、成績も安定。JOCでは最終レースの勝負強さが特に印象に残っていた。そして今回も最終レースでの冷静なコース取りもチャンピオンらしい対応ではなかったのか?

蜂須賀はなごやジュニアクラブ出身、OPワールドへ一緒に出場した宇田川真乃の影響もあり、同校の門を叩く。狩野は高校から始め、努力しここまでの選手となった。この後も470ジュニアワールド・愛媛国体・三亞ユースワールド・豪420ワールドと世界へも挑戦。是非とも頑張って頂きたいと思う。

尚、霞ヶ浦男子の優勝は1993年(平成5年)土浦大会デュエット以来24年ぶり、ソロ種目となると1991年(平成3年)七ヶ浜大会以来26年ぶりとなった。

※優勝おめでとう!



※昨年の屈辱を晴らし、大爆発!
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【唯一のオールシングルで準優勝!下石/玉村ペア(西南学院)】 ※高体連より

今回大爆発し、周囲を驚かせたのはこのチームだったのではないか?序盤から安定したスコアでまとめていた下石 煕 /玉村賢太郎(西南学院)だったが、優勝争いを尻目にトップフィニッシュを果たすなど、準優勝を達成した。

しかし彼らにとってここまでの道のりは決して平坦ではなかった。OP時代アジア選手権出場経験がある下石は、昨年の福岡県大会で敗退してしまい、九州大会にも出場できない屈辱を味わってしまう。岩手国体ではレーザーラジアルで出場し3位と躍進するも、今年のJOCでは惨敗、そして九州大会でも失格し、ギリギリの通過であった。

今回、全チームの中でオールシングルだったのはこのチームのみであり、フロックでないことは明らかである。また特にトップフィニッシュとなった第⑥レースにはちょっとしたエピソードがある。レース前、和歌山を良く知る某T氏にコースのレクチャーを受け、それを素直に実行した結果がこれである。これで勢いづいたし、最終レースにも繋がったと言えるのではないのか?

下石は昨年同様に愛媛国体ではレーザーラジアルで出場する。是非とも頑張って頂きたい。

尚、西南学院のメダル獲得は平成6年(1994)新湊大会デュエット優勝以来23年ぶり、ソロ種目としては昭和49年(1974)年福岡大会FJ級以来43年ぶりとなった。



※昨年の5位から躍進!
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【最後にメダルを引き寄せた本多/上田ペア(中村学園三陽)】

昨年は2年生ながら中盤までメダル争いを展開しながらも、5位入賞に留まった本多佑基/上田健登(中村学園三陽)だったが、今年もチーム内のレギュラー争いに勝ち、同校420級初優勝を託された。昨年同様、序盤は好スタートだったものの、中盤に優勝戦線からは脱落してしまったが、最後まで諦めずトップフィニッシュしてメダル獲得したのは、大きく成長した証なのか?

このチームは既に420級ワールド出場が決定しており、年末へ向けまだまだ挑戦が続く。この記事が出る頃には鳥取全日本でも優勝候補として出場し、FJ・420両全日本を制覇できるのか?が楽しみである。



※悔いの残る4位入賞
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【国体では頑張れ!4位入賞の尾道/三浦ペア(光)】 ※高体連より

まさかの結末・・・。最終レースを残し首位であった尾道佳諭/三浦 匠(光)は、最終レースでまさかの失速。優勝を逃すどころか、メダルをも獲得できなくなってしまう悔しい結果となってしまった。やはり緊張してしまったのか?あのコース取りをみれば明らかであった。

しかしここで切り替えて欲しい、まだ国体がある。山口県少年男子ダブルハンド5連覇の記録や、クルーの三浦は3連覇がかかる。今回の反省を生かして是非とも有終の美を飾って欲しいと思うのである。



※連覇はならず・・・
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【連覇は逃したが5位入賞!西村/蔵田ペア(清風)】 ※高体連より

ディフェンディングチャンピオンであり、このクラス初の2連覇を懸けていた西村宗至朗/蔵田翔也(清風)は、決して悪くはなかったものの、昨年とはまるで違う展開。ようやく第⑤レースではトップフィニッシュと意地をみせたが、第⑥レースではカット順位を作ってしまい、この時点で連覇の可能性が遠のいてしまう。

昨年とは違い、ボートスピードが不足していたのか?順位からみればそんな気がしてならなかった。連覇はならなかったものの、今年の3年生世代のレベルが高いのは、西村の存在があったからなのは間違いないだろう。

彼も国体では必ずリベンジしてくることだろう。これを優勝すれば、昨年のインターハイ・全日本に続き、3冠の大記録がかかる。
是非とも期待したい。



※今年は420で挑戦し6位入賞!
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【見せ場は十分あった小木曽/兼子ペア】 ※高体連より

昨年は2年生ながらFJ級で準優勝した小木曽涼/兼子 烈(慶應義塾)は、優勝戦線に最後まで残りながらも、最終レースのスタートで痛恨のミス。尾道同様、悔しい結果となってしまった。

昨年インターハイ後420に転向し、優勝することを目標とした。この時私が思ったのは「FJで優勝目指せばいいのに・・・」と、浅はかな考えだったが、彼は、OP時代にワールド出場したライバル達に勝利してこそ価値があると考えたのだろう。特に関東では何度やっても蜂須賀とのマッチレースとなってしまうほどのハイレベル。関東選抜では蜂須賀に勝利と、平日は練習できない環境ながらここまで来たのは大したものだろう。

おそらく大学でもヨットを続けるものと思われるが、この経験は必ず生かされることだろう。是非とも期待したい。


※男子420級は、霞ヶ浦の初制覇に終わったが、2-3位・4-5位がそれぞれ同点ならびに僅か1点差と大接戦であり、稀に見る名勝負だったのでは?記憶に残るシリーズだったといえるであろう。国体でもこの争いはどうなるのか?は非常に興味深い。


※男子FJ級へ続く




2017-08-17 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
高校生セイラー最大の祭典平成29年度全国高校総体ヨット競技・第58回全国高等学校ヨット選手権大会は、今年も固定開催の和歌山セーリングセンターで実施され、熱戦が展開された。
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【インターハイでのFJ級も見納め、開催50回目のスタート】 ※高体連より

コンディションが若干心配されたが、抜群のレース運営により各4クラス計28レースを全て消化し、無事閉幕した。

今大会も連覇が懸かるチームや、FJ級が最後とあって、最後の覇者がどのチームになるのか?と話題も豊富であった今年はどうだったのか?

※まずは各クラスの入賞校をご覧頂くことにする。



①【男子420級最終結果】(34校)

※大激戦を制し、男子24年ぶりの優勝!
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【JOCに続き、高校日本一に輝いた蜂須賀/狩野ペア(霞ヶ浦)】

①蜂須賀 晋之介/狩野 弁慶(霞ヶ浦)   22点(2-2-6-(16)-2-7-3)
※霞ヶ浦は420級初優勝
②下石 煕 /玉村 賢太郎 (西南学院)  29点(5(PTP)-7-(9)-3-8-1-2)
③本多 佑基/上田 健登  (中村学園三陽)29点(3-3-12-(14)-7-3-1)
④尾道 佳諭/三浦 匠   (光)     30点(1-11-2-4-4-8-(12))
⑤西村 宗至朗/蔵田 翔也 (清風)    30点(6-5-5-7-1-(13)-6)
⑥小木曽 涼/兼子 烈   (慶應義塾)  36点(4-1-4-(21)-5-6-16)



②【男子FJ級最終結果】 (29校)

※最後もきっちり連覇&最多勝タイ記録に並ぶ!
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【逆転で同校の連覇達成!石川/倉地ペア(中村学園三陽)】 ※高体連より

①石川 航 /倉地 紘平  (中村学園三陽)20点((7)-1-6-3-2-6-2)
※中村学園三陽は2年連続9度目のFJ級優勝
②藤原 達人/平井 徳輝  (清風)    20点(1-4-5-(6)-4-3-3)
③深江 哲平/中村 海一  (日南振徳)  23点(3-2-2-(9)-5-2-9)
④松本 諒 /森江 勇哉  (高松工芸)  33点(14-5-11-(DSQ)-1-1-1)
⑤小泉 凱皇/河村 諒   (光)     35点(10-3-7-(DSQ)-6-5-4)
⑥佐々木 祐哉/千田 直人 (宮古商業)  52点(5-11-(24)-2-13-10-11)



③【女子420級最終結果】(23校)

※圧巻のパーフェクトで36年ぶりの栄冠!
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【今大会、話題を独り占め!長岡/森ペア(高松商業)】

①長岡 叶子/森 七海   (高松商業)   6点(1-1-1-1-1-1-(6))
※高松商業は420級初優勝
②加藤 凡尋/北林 風花  (海津明誠)  23点(2-5-2-3-4-(11)-7)
③田中 真琴/加藤 美久  (宮古)    31点(6-8-3-7-(11)-3-4)
④藤尾 万唯華/今村 瑠菜 (長崎工業)  32点(4-(14)-6-11-7-2-2)
⑤中山 由菜/鶴田 希生  (唐津西)   41点(3-3-(DSQ)-4-2-13-16)
⑥門川 亜朱茄/鈴木 杏依子(日南振徳)  44点(8-7-13-2-5-(19)-9)



④【女子FJ級最終結果】 (19校)

※僅か3年で女子4勝目!
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【こちらも6レースで優勝を決めた蓮/鈴木ペア】 ※高体連より

①蓮 千鶴 /鈴木 せいら (霞ヶ浦)    8点((2)-1-2-1-2-1-1)
※霞ヶ浦は2年ぶり2度目のFJ級優勝
②工藤 紗弥/三浦 ありさ (宮古商業)  17点(3-3-1-2-(6)-2-6)
③村川 麻耶/米崎 莉花  (高松商業)  24点(1-10-4-(14)-1-3-5)
④川口 莉子/吉田 鈴奈  (長崎工業)  26点(5-5-6-3-3-3-4-(14))
⑤秋岡 なおみ/松家 瑞歩 (芦屋)    27点(6-2-3-(7)-4-5-7)
⑥加治木 まなつ/堀田 瑠央(海津明誠)  35点(4-4-10-8-(12)-6-3)

※選手ならびに関係者の皆さん、おめでとうございます。続いて総括に入り、さらには気になる来年以降のインターハイについても触れておきたいと思います。(少々時間を頂きます)

2017-08-10 05:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
7月下旬より南東北高校総体(インターハイ)が開催され、各競技で熱戦が展開されているが、ヨット競技もいよいよ幕が開けようとしている。第58回全国高等学校ヨット選手権大会は、和歌山セーリングセンターで実施される。(8/12・開会式その後トライアルレース、8/13~16の7レース制)
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【インターハイヨットの聖地・和歌山セーリングセンター】

和歌山固定開催3年目となった今年は、1968年より半世紀続いてきたFJ級が見納めとなる大会である。採用3年目となった420級と併せ、今大会も熱戦が期待される。

※当ブログの記事、インターハイ予選の結果と考察で有力校はお伝えしたので、まとめのつもりで、簡単に展望してみたいと思う。



※【今年の男子概要】

420級が導入されたことにより、大きく変わったことと言えば、高校生も世界を目指せる道筋がはっきりしたことではないだろうか?その証拠に各種420級の大会では、各校積極的に参加し盛況となっている。ランキングも存在し、上位の顔ぶれをみてみるとジュニア時代のOPワールド経験者が占め、昨年2年生で制覇した西村宗至朗を始め、特に今年の3年生のレベルは高く、激戦になるのは間違いない。

しかし選手が多いチームでは、FJに回らざるを得ない上位選手もおり、どちらにせよハイレベルの戦い必至である。



※【男子420級展望】 (34校)

※男子420級初の連覇なるのか?
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【男子420級初の連覇となるのか?西村/蔵田ペア(清風)】 ※若洲全日本より

昨年420級で大本命・松尾虎太郎(光)の連覇を阻み、見事優勝した西村宗至朗/平井徳輝(大阪・清風)は、その後国体では失敗したものの、年末の若洲全日本ではクルーを蔵田翔也に変更し、二冠を達成。今年も連覇を懸けて今大会に臨むのだが、今年のグランプリ級の大会となった唐津JOCでは、ライバル達に敗れており、この大会でも簡単には勝たせてくれないだろう。

ただレース展開がうまいことや、ほぼ地元であるからして彼らにとっては有利に働くことは間違いない。男子420級初の連覇達成となるのか?

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【連覇を阻止できるのか?蜂須賀/狩野ペア(霞ヶ浦)】 ※唐津JOCより

その唐津JOCで優勝し、名実共に№1となった蜂須賀晋之介/狩野弁慶(茨城・霞ヶ浦)が逆転候補の筆頭である。昨年インターハイ4位・国体準優勝・若洲全日本準優勝と着実に結果を出している。西村とは2013年OPワールドで一緒に出場した最大のライバルであり、連覇を阻止したい所であろう。

※実績からみれば二強が中心となるだろう。これに続くのは2014年OPワールド組となる。

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【実力は十分!尾道/三浦ペア(光)】 ※若洲全日本より

1・2年次はFJで挑戦したが、悔しい結果となった尾道佳諭/三浦 匠(山口・光)だが、各種大会で上位にはくるものの、優勝はなしと若干決め手に欠けるのも事実なのか?しかし今年は松尾虎太郎とペアを組んでた三浦(2015優勝・16準優勝、国体二連覇)と乗り、一気に頂点を目指す。

そしてもう一チームは、昨年FJ級で準優勝した小木曽涼/兼子 烈(神奈川・慶應義塾)となる。関東では蜂須賀に対抗できる唯一の存在であり、関東選抜では蜂須賀に勝利している。順風域までなら優勝できる可能性は十分にあり、同校インターハイ初優勝を狙う。

※ここまではOPワールド経験者を挙げてきたが、まだまだ有力チームは存在する。

OPワールドに出場はできなかったが、アジア選手権の出場経験がある昨年5位の本多佑基/上田健登(福岡・中村学園三陽)は、レギュラー争いが熾烈だが、先日の全日本FJで優勝したことにより、420級で勝負することになるだろう。全日本を勝った事で良いイメージで臨むことができるのではないだろうか?同校初の420級優勝を狙う。

さらには若洲全日本で西村―蜂須賀に続く3位入賞と躍進した谷口龍帆/伊藤百矢(三重・津工業)や、各大会上位の杉浦涼斗/山田大夢(碧南)、唐津JOCでワールドの権利を獲得した河崎 聖/永田 魁(石川・羽咋工業)が上位候補であろう。



※【男子FJ級展望】 (29校)

※インターハイ単独最多勝へ向け・・・?
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【インターハイでは420の西村と完全優勝を目指す!藤原/平井ペア(清風)】 ※若洲全日本より

冒頭で述べた通り、有力校の中には420からFJに回らざるを得ないチームが存在し、当然ながら上位進出の可能性が高いと見るべきである。

まずは420級ランキングトップの藤原達人/平井徳輝(大阪・清風)である。藤原は2014年OPワールド組であり、実績からしたら№1に推したい所であるが、近畿大会では女子ペアに敗れており、FJに乗り慣れていない若干の不安要素があるも、きっちり修正はしてくることだろう。尚、クルーの平井は昨年の420優勝であり、FJでも優勝を狙う。

清風と同様なのが、29erでユースワールド出場が決定している小泉凱皇/河村 諒(山口・光)だ。唐津JOCでも420級3位入賞と躍進しており、どの艇種でも対応できることから期待できる。2014年江の島大会で圧勝した兄・維吹に続けるのか?

そしてFJ級といえば中村学園三陽(福岡)を忘れてはならない。先日の葉山全日本FJでも出場4チーム優勝を含む全て入賞と力の違いをみせつけた。ただ同校は420級との兼ね合いを含めて、誰を出場させるのか?が非常に悩ましい所だろう。九州大会では小柳倫太郎/倉地絋平が出場したが、今大会では全日本準優勝だった石川 航に優勝クルーの倉地絋平で勝負するとみた。どちらにせよ強力なのは間違いないところであり、優勝を目指すのみである。420級と完全優勝を達成すれば、インターハイ単独最多勝(18勝)の大記録もかかる。

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【今回のレースのキーマンはこのチーム!松本/森江ペア(高松工芸)】

この3校を脅かす存在として名乗りを挙げたのは、唐津JOC・FJ級で圧勝した松本 諒/森江勇哉(香川・高松工芸)である。このチームは昨年は420級で6位入賞と大健闘。どのような経緯でFJに転向したのかは不明であるが、少なくとも最後のFJ級優勝を目指していることは間違いないだろう。

また入賞候補を挙げてみると、先日の葉山全日本で4位入賞の松本飛龍/岡田和也(茨城・霞ヶ浦)や、九州大会優勝の深江哲平/中村海一(宮崎・日南振徳)、関東大会優勝の八鍬佑樹/大久保拓海(神奈川・逗子開成)、東北大会優勝の佐々木祐哉/千田直人(岩手・宮古商業)辺りか?


※男子種目の連覇は非常に難しい。ソロ・デュエット時代のソロ種目では一度もない。またこれも非常に難しいが、清風・中村学園三陽・光・霞ヶ浦この4校が両クラス制覇の可能性がある所も注目してみたい。



※【今年の女子概要】

女子でも圧倒的に九州勢が強かった2014年までのソロ・デュエット時代だったが、420が導入され、勢力図が一変した。56回大会では霞ヶ浦(茨城)の完全優勝。昨年の57回大会では420級は霞ヶ浦の連覇、FJ級は高松(香川)が54年ぶりの制覇となった。そして今年はどうなるのか?



※【女子420級展望】 (23校)

※混戦模様なのか?

過去2大会では、2015年唐津ワールドで日本人初のメダルを獲得した田中美紗樹(関西大第一)や、いきなり新種目二連覇を果たした宇田川真乃(霞ヶ浦)の圧倒的な選手が存在したが、この2名は、男子をも脅かす存在であったのが特徴であった。しかし昨年の国体後、各種大会が多く開催されてきたが、目立つチームは今の所見当たらない。つまりどのチームが勝っても不思議でないのが特徴であり、混戦模様である。

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【順当なら優勝!長岡/森ペア(高松商業)】 ※昨年大会より

実績上位から挙げてみると、昨年インターハイ5位・国体8位の長岡叶子/森 七海(香川・高松商業)である。昨年と同じコンビであり、経験値から見れば優勝候補筆頭なのは間違いないだろう。

続くのは昨年10位の田中真琴/加藤美久(岩手・宮古)であるが、若洲全日本では振るわなかったが、東北大会ではパーフェクト優勝であり、レベルは上がっていると見る。同校2013・14年に続く制覇となるのか?

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【十分優勝候補!杉浦/稲吉ペア(碧南)】 ※昨年大会より

さらには昨年13位ではあったが、江の島東日本420でワールド権利を獲得した杉浦春香/稲吉風生(愛知・碧南)も実力上位であり、同校7年ぶりの優勝を目指す。

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【地元優勝を狙う丹生/山田ペア(星林)】※昨年大会より

そして今年のインターハイ予選で最も目立ったのが近畿勢だ。優勝の河上愛弓/岡村保乃加(兵庫・芦屋)や準優勝である地元期待の丹生彩雲/山田志保美(和歌山・星林)は同等の力があり、上位候補。

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【姉・由佳(2011~12優勝)に続き、制覇となるのか?中山/鶴田ペア(唐津西)】

最後に昨年は1年生でインターハイ・国体戦線で見所あるレースをみせ、今年はユースワールド代表となった中山由菜/鶴田希生(佐賀・唐津西)が九州復権を懸け、女子5年ぶりの優勝を狙う。




※【女子FJ級展望】 (19校)

※激戦必至!

過去2年間では、霞ヶ浦VS香川勢の図式となったこのクラス。各大会でも420級とは違い、好レースをしたチームが目立つのも今年の特徴か?

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【最後の女子FJ級優勝となるのか?蓮/鈴木ペア(霞ヶ浦)】※葉山全日本より

昨年連覇を逃した霞ヶ浦(茨城)だったが、仲 美南は卒業し、蓮 千鶴/鈴木せいらの体制となっても快進撃は続いている。若洲全日本FJでは3位入賞、関東大会では男女合わせても優勝、そして先日の葉山全日本でも強風域ながら5位入賞と実力的には最上位だろう。

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【目指すは優勝!工藤/三浦ペア(宮古商業)】※昨年大会より

しかしながらFJ級では多数のライバルが存在する。昨年7位と下級生最高位となった工藤紗弥/三浦ありさ(岩手・宮古商業)は、入賞は逃したもののトップフィニッシュもあり、さらに今年は稲毛ウィークで総合優勝の快挙を達成し、ここでも優勝を狙う。

ところが東北大会では昨年13位の長澤侑里/若狭郁実(岩手・宮古)が優勝と岩手勢の活躍はほぼ間違いあるまい。同校は九州勢が強かった時代でも健闘してきた実力校であり、2013デュエット、2014年ソロに続く3年ぶりの優勝を狙う。

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【初メダルなるのか?秋岡/松家ペア(芦屋)】 ※葉山全日本より

他水域に目を向けると、近畿大会では男子を上回り優勝、葉山全日本でも健闘した秋岡なおみ/松家瑞歩(兵庫・芦屋)が同校初のメダルを目指す。

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【もう準優勝はいらない!村川/米崎ペア(高松商業)】※TAK様より

さらにはJOCでも二度の英語がありながら入賞した村川麻耶/米崎莉花(香川・高松商業)も実力十分であり、香川勢の連覇を目指す。同校は2013・15と準優勝を飾っており、目指すは優勝のみだろう。

さらに不気味な存在なのは、中国大会優勝の小林愛実/黒瀬南海(岡山・倉敷鷲羽)や、東海大会パーフェクト優勝の加治木まなつ/堀田瑠央(岐阜・海津明誠)までが上位候補となるだろう。


※簡単に展望させて頂いたが、気になるのはレースコンディションである。台風5号も通過し、昨年同様の穏やかな状況となりそうである。またFJ級が最後であることからより記憶に残る大会となるのではないだろうか?

選手諸君の健闘を祈る!


以上




※【参考リンク】

※インハイTV 実況動画

※スマホでヨットレース(速報・トラッキング)

※各水域インターハイ予選と考察(出場校一覧表)


2017-07-24 10:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※本多/倉地(中村学園三陽)が全日本タイトルに輝く!
2017-07-22 002 004

インターハイ戦線を占う第35回全日本FJ級ヨット選手権大会は葉山沖で開催。全⑨レース強風域と安定した絶好のコンディションで実施.。

展望で述べた通り、中村学園三陽勢が激走。その中でリーダー格の本多/倉地が5回のトップフィニッシュを始め、最終レースを残し優勝を決めるなどまさに完勝。そして石川/上田が準優勝、小柳/石松が3位、倉橋/深水が6位と出場チーム全てが入賞の快挙となり、レベルの違いをみせつける結果となった。

※入賞チームは以下の通りである。



※【第35回全日本FJ最終結果】 (36艇)
2017-07-22 002 025
【全レース3位以内と圧倒!優勝した本多/倉地ペア(中村学園三陽)】

①本多 佑基/倉地 紘平  (中村学園三陽) 12点(1-1-1-(3)-1-3-2-2-1)
②石川 航 /上田 健登  (中村学園三陽) 17点(2-3-(7)-4-3-1-1-1-2)
③小柳 倫太郎/石松 慶彦 (中村学園三陽) 36点(3-2-5-(9)-8-5-7-3-3)
④松本 飛龍/岡田 和也  (霞ヶ浦)    38点((11)-6-2-6-11-2-3-4-4)
⑤蓮 千鶴 /鈴木 せいら (霞ヶ浦)    46点(7-9-6-1-2-8-6-7-(11))
※蓮/鈴木は女子ペア最高位
⑥倉橋 直暉/深水 拓斗  (中村学園三陽) 48点(6-5-3-2-(13)-4-9-10-8)



※まるでチームレース!
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【ライバル同士であってもレースプランを話合う三陽勢】

全レースが風向も真南で超安定、風速も申し分なく、まさに紛れのない実力がはっきりわかるコンディションになった今大会。オープニングレースより三陽勢が爆発する。本多-石川-小柳の順で決まり、続く第②レースでも本多-小柳-石川とまたしても1-2-3とまるでチームレースのようでもあるが、インターハイへ向けての部内予選でもあり、見応えのある真剣勝負であった。

本多/倉地が3レース連続トップフィニッシュで首位発進となる。石川/上田、小柳/石松、そして関東優勝の八鍬/大久保(逗子開成)が同点で初日を終える。

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【最終3マーク、先行している蓮/鈴木(霞ヶ浦)】

2日目は④レース実施。第④レースでは、女子二強が見せ場を作る。1マークで近畿女子優勝の秋岡/松家(芦屋)がトップ回航するも、ゲートマークまでに関東優勝の蓮/鈴木(霞ヶ浦)がトップに立ち、三陽3艇のプレッシャーを交わし、トップフィニッシュと見事なレースをみせる。

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【第⑦レースで連続トップフィニッシュの石川/上田】

続く第⑤レースでは、暫定首位の本多/倉地が4度目のトップフィニッシュで完全に抜け出したと思いきや、第⑥・⑦レースでは石川/上田が負けじと連続トップフィニッシュで本多の独走に待ったをかける。優勝争いはこの二艇に絞られる。しかし本多/倉地は、いまだ最低順位が3位と圧倒的有利で最終日を迎えた。

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【総合準優勝の石川/上田ペア(中村学園三陽)】

第⑧レースで石川が3連続トップフィニッシュも、本多/倉地は2位フィニッシュで最終レースを待たずに優勝確定。2位は石川/上田、3位は2日目に順位を落とした小柳/石松が意地を見せ3位へ浮上。後半戦に追い上げた松本/岡田(霞ヶ浦)が4位入賞、トップフィニッシュもあった女子ペア蓮/鈴木(霞ヶ浦)が5位入賞と健闘。そして倉橋/深水が6位入賞でレースは終了した。



※文句なしの走り・レースプラン

三陽勢の圧勝で幕を閉じたが、ペアの組み合わせをシャッフルしたかの様相だったが、それでもこの強さ。絶妙なヒールバランス、クルーのスピンワーク、完璧なスタート、練習で良く鍛えられているのは一目瞭然であり、素晴らしいという他はない。

またインターハイへ向け、全国のライバルに対してもプレッシャーをかけることができたことも、三陽勢にとって意義のあるシリーズだったのではないだろうか?

※女子ペアも健闘!
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【この風域で5位入賞は立派!蓮/鈴木(霞ヶ浦)】

女子ペアにとっては厳しいコンディションながらも5位入賞の蓮/鈴木(霞ヶ浦)は大健闘。三陽勢に抜かれずトップフィニッシュは評価に値するだろう。そしてもう一方の注目チーム・秋岡/松家(芦屋)は総合11位であったが、四度のシングル、蓮に対しても2レース先着とこちらも健闘したのではないだろうか?この2チームのインターハイ本番での上位は堅いだろう。



※【全日本FJの今後】

今年のインターハイを最後に種目から外れる当クラスではあるが、全日本FJの行方は気になる。各方面からは続けて欲しいとの要望がある模様だが、インターハイ・国体にない種目には予算をかけられないのは当然であり、単独開催は困難になるだろう。

昨年は420との共催となったが、続けるとしたならばこの方法しかないと思われる。420級が各校ある程度揃ってきたと言ってもまだまだ足りないし、特に部員の多い高校はFJで練習せざるを得ない。より多くの生徒にレースを経験して欲しいという意味合いからも、考えて欲しいと思うのである。

エントリーが集まらなくなった時点で終了すればいいのだから・・・。


※今大会が終わるといよいよ和歌山インターハイだ。選手の皆さんは残り時間を大切にし、本番を迎えてほしい。


以上


FJ第35回全日本
2017-07-13 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※インターハイFJ級最終年度の全日本選手権
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【昨年の34回若洲大会より(昨年は420級と共催)】※東京都ヨット連盟より

インターハイ予選も終わり、高校生諸君にとってはインターハイ本番へ向け、より一層の練習に励んでいることだろう。

その前哨戦として第35回全日本FJ級ヨット選手権大会(7/21~23・神奈川県葉山港)が開催されようとしている。もう皆さんがご存知の通りこのクラスは、今年のインターハイを最後に種目から外れることが決定しており、特に意味のある大会となることだろう。ただここ数年はエントリー数も少なくなり、今大会においては「エントリー30艇未満は開催しない」との条件付きだったが、36艇エントリーとなり開催される運びとなった。

エントリーメンバーを見てみると、関東・近畿・九州の有力チームが出場することから、インターハイ前哨戦としても注目の一戦となることだろう。

簡単に展望することにする。



※【全日本FJ級ヨット選手権展望】(36艇エントリー)

※3水域のトップが激突!
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【スタートから圧倒する小柳/石松ペア(中村学園三陽)】※大分県高体連様より

エントリーをみてみると、まず注目すべきチームは中村学園三陽(福岡)を挙げなくてはならないだろう。当ブログでもご紹介している通り、僅か創部22年と歴史は浅いながらも、インターハイでは男子最多の16勝と現在の高校ヨット界ではなくてはならない存在である。今年も実力上位の選手が多く、レギュラー争いが熾烈である。

4艇エントリーだが、九州大会は420級で出場したメンバーも当大会に出場することから、レギュラーを決定する重要な大会の位置づけなのか?九州大会420優勝の本多佑基/倉地紘平を始め、同3位倉橋直暉/深水拓斗、またFJ級準優勝の小柳倫太郎/石松慶彦、九州大会は出場できなかったが実力ある石川 航/上田健登と強豪揃いである。昨年のインターハイも圧勝であり、この4チームから優勝となるのは極めて高いだろう。

三陽勢に続くのは九州大会FJ級優勝の深江哲平/ 中村海一(日南振徳)となるだろう。九州選抜・JOCは準優勝と実力は上位である。

強力な九州勢に対し、関東・近畿勢は対抗できるのか?インターハイへ向け興味深い戦いである。関東大会優勝の八鍬佑樹/大久保拓海(逗子開成)や同2位であり、昨年の全日本準優勝・松本飛龍/岡田和也(霞ヶ浦)、同3位の森 涼太/遠藤知洋(逗子開成)までか?
これに加え、近畿大会2位、びわこウィーク・鳥取選抜優勝の小西健治/佐々木拓真(芦屋)までが争覇級となるだろう。


※女子ペアも見応えあり!
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【昨年の全日本FJは3位入賞の蓮/鈴木ペア(霞ヶ浦)】※東京都ヨット連盟より

ここまでは男子ペアを見てきたが、女子はどうだろう?

関東・近畿両大会のFJ級では、男子を上回る成績で優勝した2チームが今大会で激突する。霞ヶ浦の蓮 千鶴/鈴木せいらと芦屋の秋岡なおみ/松家瑞歩にまずは注目である。特に秋岡ペアは男子有力の藤原(清風)を上回っており、その実力は確かであろう。蓮も昨年の全日本でも3位と実力上位。さらには九州大会は失敗したものの、トップフィニッシュもあった川口莉子/吉田鈴奈(長崎工業)や、OGとなったが、昨年女子420戦線で大活躍した石井 茜が後輩の石飛梨香(磯辺)と出場するなどどのようなレースをみせてくれるのか?

インターハイ前でもある為、選手諸君は体調に留意し、全力で戦って頂きたい。


以上


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