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2016-08-18 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
展望でも申し上げた通り、昨年56回大会において優勝したのは、3種目において2年生スキッパーによるものだった。従って今大会は、必然的に「連覇」のキーワードが注目されたのは間違いない。
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【男子420級第②マークの攻防】

まず男子420級では、ディフェンディングチャンピオン・松尾/三浦(光)ペアを中心に、レースを支配するかと誰もが思ったのだが・・・。

早速簡単ではあるが、レース推移をご覧頂くとしよう。



①【男子420級総括】

※【レース推移】

8/13(土)  天候・晴れ  最高気温34℃

2レース実施された初日は、シーブリーズ4m/sec前後とまずまずの風域でレースは始まるも、微妙に振れる風向が意外にも難しく、各艇出入りが激しい結果となる。

第①レースでは、チャンピオン・松尾/三浦(光)が連覇へ向け、トップフィニッシュと好スタートを見せ、地元近畿のエース・西村/平井(清風)、本多/桑野(中村学園三陽)のワールド出場組が順当な滑り出しとなった。

第②レースでは、第①レースでは失敗したものの、東北のエース・佐香/長澤(宮古)が終始レースを支配、松尾艇が続いていたものの、最終マークで西村艇が交わしてしまう意外な展開となる。

※【初日第②レースまでの暫定】

①松尾/三浦  (光)     4点(1-3)
②西村/平井  (清風)    4点(2-2)
③本多/桑野  (中村三陽) 12点(3-9)
④河崎/永田  (羽咋工業) 13点(7(PTP)-6)
⑤松本/山田  (高松工芸) 14点(10-4)
⑥加藤/向口  (宮古商業) 14点(9-5)
⑦蜂須賀/岩田 (霞ヶ浦)  14点(7-7)

※点数をご覧いただければ分かるとおり、早くも松尾・西村が抜け出しつつある初日であった。

8/14(日)   天候・晴れ  最高気温33℃

この日の午前中は3m/secの弱い風、午後は昨日同様4m/sec前後の風域でレース実施。昨日同様、各チームスコアメイクに苦しむ中、実力上位チームは完全に抜けだす。

第③レースでは、チャンピオン松尾艇が2度目のトップフィニッシュ、本多艇・西村艇がこれに続いた。

第④レースでは、松尾艇が苦しい展開の中、西村艇がトップフィニッシュとなり、暫定首位に立つ。本多艇がこれに続き3位をキープ。

※【2日目第④レースまでの暫定】

西村/平井 (清風)    8点(1-2-3-1)
松尾/三浦 (光)     9点(1-3-1-4)
本多/桑野 (中村三陽) 16点(3-9-2-2)
松本/山田 (高松工芸) 27点(10-4-7-6)
蜂須賀/岩田(霞ヶ浦)  41点(7-7-20-7)
吉安/石崎 (海津明誠) 42点(17-10-6-9)

※早くも優勝争いは3チームに絞られる。

8/15(月)   天候・晴れ  最高気温36℃

この日は午前中は風が弱く、午後からのレースとなる。カットが入る重要な第⑤レースでは、暫定首位の西村/平井(清風)の勢いは止まらない。連続のトップフィニッシュでさらに勢いづく。一方、チャンピオン松尾は最悪のレースとなり、カット後3点差に広がる。また3位本多/桑野も最悪のレースで20位フィニッシュと、優勝戦線から脱落してしまう。

続く第⑥レースでも、首位西村艇は圧巻の走りを見せ、3連続トップフィニッシュと松尾艇に引導を渡す会心のレース。松尾は①マーク3番手から順位を下げ、5番手フィニッシュとなり、最終日を待たずに優勝が確定してしまう。

松尾の準優勝もこの時点でほぼ確定。3位には初日海上計測で失格してしまった佐香/長澤(宮古)が粘りの走りで浮上し、三陽と同点となる。

※【3日目第⑥レースまでの暫定】

西村/平井  (清風)   7点(2-2-(3)-1-1-1)
松尾/三浦  (光)   14点(1-3-1-4-(7)-5)
佐香/長澤  (宮古)  20点((RET)-1-4-10-2-3)
本多/桑野  (中村三陽)20点(3-9-2-2-(21)-4)
蜂須賀/岩田 (霞ヶ浦) 27点(7-7-(20)-7-4-2)
加藤/向口  (宮古商業)34点(9-5-(24)-5-8-7)

8/16(火)   天候・晴れ  最高気温33℃

最終日のコンディションも若干心配されたものの、朝からまずまずの風速となり。最終レースは始まる。1・2位はほぼ確定したため、注目は3位のメダル争いとなる。

第①マークでは、宮古10番手・三陽12番手と接戦。しかし2上の攻防で宮古・佐香艇は順位を上げてくる。しかし三陽・本多艇は上がってこれず、そのまま決着。3位銅メダルは宮古・佐香艇、4位は4位フィニッシュした霞ヶ浦・蜂須賀艇が逆転、そして5位に三陽・本多艇、6位には2位フィニッシュで宮古商業を逆転した高松工芸の松本艇がそれぞれ入り、レースは終了した。


※大本命が敗れる意外な展開となったが、入賞チームの顔ぶれと寸評を述べるとしよう。



※連覇を阻止!西村宗至朗/平井徳輝ペア(清風)
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【殊勲の大勝利!西村/平井ペア(清風)】

今季絶好調だったとはいえ、ここまでやってくれるとは・・・。私もそうだったが、会場にいた関係者は驚いた位、素晴らしいレースを見せていた。

勝利へのポイントは、第②レースだったのではないだろうか?最終上下で、先行していた松尾艇を抜いて先着したのだ。これにより本人達は大きな自信となり、勢いづいたのだ。1上はほぼ5位以内、フィニッシュは全て3位以内とチャンピオン相手に堂々たる勝利だ。

OPワールド出場の経験がある西村は、強豪が多数いたとはいえ、昨年の近畿大会での敗退はさぞ悔しかったに違いないだろう。練習もほぼ週一回と限られた中で、工夫しながらの練習。その後、和歌山国体で入賞。今年に入ってからは、びわ湖ウィーク・霞ヶ浦東日本420と連覇。特に霞ヶ浦でのレースは私もみており「何故インターハイに出場できなかったのか?」と思う位、レースの組み立ても抜群だった。またOBであり北京五輪代表の松永鉄也氏に指導を受けているのもレベルアップした大きな要因だろう。

来年は、もちろん連覇の期待や、最終レースのみ出場した実力者・藤原達人/長沢潤一がFJ級に出場するのが条件だが、男子完全優勝の夢も膨らむ。来年に向けても精進して頂きたいと私は思う。

※優勝おめでとう!



※連覇はならず・・・松尾虎太郎/三浦 匠ペア(光)
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【敗れてなお強し!松尾/三浦ペア(光)】

昨年は2年生ながらワールドチャンピオン高山大智をインターハイ・国体で破った松尾/三浦ペア。それだけの実力があれば誰もが連覇達成と思ったことだろう。前半戦はトップフィニッシュが2回あったなど、調子は決して悪くはなかったと思う。
ただ、第⑤・⑥レースは順位を落とすなど、王者であっても難しかったのもあるのか?

連覇はならなかったものの、現在のユース界では実力№1なのには変わりがない。420級初代チャンピオンのプライドをかけ、続く岩手国体では連覇を目指して欲しい。



※粘りの走りでメダル獲得!佐香将太/長澤 慶ペア(宮古)
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【粘ってメダル獲得!佐香/長澤ペア(宮古】

初日、海上計測の影響で失格となり、苦しいスタートとなった佐香/長澤ペア。その後のレースでは第④レースの10位を除き5位以内と実力を見せつけ、最終レースを残しついに3位へ浮上する。メダルがかかった最終レースも6位と同点だった三陽を抑え、見事なメダル獲得だった。

例年、あまり遠征しない同校だったのだが、今年は岩手国体が宮古で開催されるのもあり、積極的に遠征していた。12月の葉山全日本では、強豪ひしめく中、10位と健闘。続く3月霞ヶ浦東日本ではこちらも5位入賞と着々と実力をつけていた。これなら厳しい指導で有名な駒井コーチの指導を受ける彼らなら必ず上位進出できるだろうと私は思っていた。

特に420級の上位はほとんどジュニア経験者で占められている中、高校から始めた彼らのメダル獲得は賞賛に値する。まさに厳しい練習の成果なのではないだろうか?

地元国体もこのチームが出場することになるだろう。ほとんどのチームは宮古でレース経験がなく、必ずや上位進出してくるのは間違いない。



※昨年より大幅アップ!蜂須賀晋之介/岩田慧吾ペア(霞ヶ浦)
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【あと一歩!蜂須賀/岩田ペア(霞ヶ浦)】

OPワールド経験者でもある蜂須賀は、昨年は1年生で出場したが惨敗。その後厳しい練習を積み、今年は大幅アップの4位入賞を果たした。ただ序盤のレースで上位に絡むことがなかったことから、メダル獲得の可能性が遠かったのも否めない。やや物足りなかったのも事実だろう。実力はあるのだから、あとは集中力の問題だけだろう。この点が改善されれば、優勝も可能だと私は思う。



※悔しい5位入賞・・・本多佑基/桑野晃輔ペア(中村学園三陽)
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【来年に期待!本多/桑野ペア(中村学園三陽)】

九州大会では同校エースである小村を破り、優勝したこのペアは、420レギュラーの座を射止め、終始メダル圏内の走りをみせていたが、カットが入る第⑤レースではまさかの大叩き。続く第⑥レースでは宮古に追いつかれてしまい、最終レースでも全く順位を上げられず、悔しい結果となってしまった。
しかしながら実力上位であることはアピールできたことだろう。スキッパーの本多はまだ2年生。必ずや来年は優勝戦線に絡んでくることだろう。期待している。



※逆転6位入賞!松本 諒/山田開斗ペア(高松工芸)
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【2年生ペアの入賞は見事!松本/山田ペア(高松工芸)】

2年生ながら四国大会で優勝。正直、上位との差はあったが、まずまずのスコアにまとめ、7位で迎えた最終レースでは、2位フィニッシュとなり、逆転で入賞を果たした。
ここ数年、香川勢はジュニア出身セイラーが台頭しつつあるが、彼らは高校から始めた選手だと聞いている。だとしたらこの強豪揃いの中での入賞は素晴らしいという他はない。練習も充実している環境ならば、来年はメダル獲得の期待は膨らむだろう。是非とも頑張って欲しい。




※以上ではあるが、今年の男子420級の顔ぶれをみてみると、10位までに5名もの下級生スキッパーだった。来年はさらに熾烈な争いとなること間違いなしである。


※男子FJ級へ続く

2016-08-17 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
高校生ヨット最高峰の祭典である第57回全国高等学校ヨット選手権大会(インターハイ)は、和歌山セーリングセンターで開催され、まずまずのコンディションとなり、男女4種目各⑦レースずつ計28レースを全て消化し、無事閉幕した。
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様々な記録がかかっていたこともあり注目された57回大会だったが、まずは各種目の入賞校をご覧頂くとしましょう。



①【男子420級最終結果】  ※35校参加

※神がかった走りで、チャンピオンを撃破!
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【ディフェンディングチャンピオン相手に、6レースで優勝を決めた西村/平井ペア(清風)】

①西村 宗至朗/平井 徳輝 (清風)    10点(2-2-3-1-1-1-(9))
 藤原 達人/長沢 潤一
※清風は420級初優勝!
②松尾 虎太郎/三浦 匠  (光)     21点(1-3-1-4-(7)-5-7)
③佐香 将太/長澤 慶   (宮古)    26点((RET)-1-4-10-2-3-6)
④蜂須賀 晋之介/岩田 慧吾(霞ヶ浦)   31点(7-7-(20)-7-4-2-4)
⑤本多 佑基/桑野 晃輔  (中村学園三陽)32点(3-9-2-2-(21)-4-12)
⑥松本 諒 /山田 開斗  (高松工芸)  39点(10-4-7-6-(14)-10-2)

※男子420級総括へ



②【男子FJ級最終結果】   ※30校参加

※圧勝!男子種目最多勝更新!
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【プライドあふれる走りで圧勝!小村/山田ペア(中村学園三陽)】

①小村 凛平/山田 寛太  (中村学園三陽)11点(1-1-6-1-(9)-1-1)
※中村学園三陽は3年ぶり8度目のFJ級優勝!
②小木曽 涼/兼子 烈   (慶應義塾)  23点(5-2-2-(DSQ)-1-7-6)
③瀧川 佳都/鈴木 遼平  (高松商業)  25点(3-5-1-7-5-4-(15))
④田中 聡馬/野田 空   (海津明誠)  29点((11)-9-9-2-4-3-2)
⑤工藤 光太朗/小野田 怜央(別府青山)  30点(8-4-(12)-3-6-6-3)
⑥鳥居 健太郎/都築 峻也 (碧南工業)  42点(16-6-3-4-(20)-8-5)

※男子FJ級総括へ



③【女子420級最終結果】  ※24校参加

※三冠女王が連覇達成!
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【初代チャンピオンが連覇を達成!宇田川/大橋ペア(霞ヶ浦)】

①宇田川 真乃/大橋 未奈 (霞ヶ浦)   12点(3-(4)-1-4-1-1-2)
※霞ヶ浦は2年連続2度目の420級優勝!
②石井 茜 /盛田 冬華  (磯辺)    24点(5-1-2-1-4-(16)-11)
③續木 茄可/寺脇 夢紬美 (法隆寺国際) 31点(1-5-5-5-6-(18)-9)
④佐々木 香波/前川 優香 (宮古商業)  32点(4-7-4-7-8-2-(10))
⑤長岡 叶子/森 七海   (高松商業)  33点(2-8-6-(13)3-10-4-3)
⑥鈴木 身祐希/大嶋 亜弥 (日南振徳)  34点((13)-3-13-6-3-5-4)

※女子420級総括へ



④【女子FJ級最終結果】   ※19校参加

※大本命を撃破!54年ぶりの栄冠
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【殊勲の大勝利!笑顔でトップフィニッシュの森/石田ペア】

①森 ゆり奈/石田 真子  (高松)    13点(1-4-1-3-(7)-3-1)
※高松はFJ級初優勝!
②仲 美南 /鈴木 せいら (霞ヶ浦)   15点((5)-1-2-1-1-5-5)
③伊藤 七瑠/實方 美優  (磯辺)    18点(4-3-5-2-(6)-2-2)
 高田 麻衣/富山 雅
④森井 愛 /大丸 琴美  (高松商業)  24点(2-2-7-6-(13)-4-3)
⑤平野 舞 /清水 幸恵  (別府青山)  36点(3-5-9-7-3-(16)-9)
⑥井戸 美幸/長尾 芽依  (宮崎海洋)  38点(7-6-6-13-4-11-4)

※女子FJ級総括へ


※選手ならびに関係者の皆さん、おめでとうございます。続いて総括に入ります。

2016-08-09 04:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
8/5より4年に一度のスポーツの祭典「リオ五輪」が開幕し、日本中が注目していることだろう。セーリング界でも五輪出場を夢見る世代は高校生となる。その最高峰の大会はインターハイとなるだろう。

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【和歌山固定開催となって今年は2年目の和歌山セーリングセンター】

先日も申し上げた通り、昨年女子420級3位の高野芹奈選手(当時・関西大第一高)がセーリング史上最年少となる五輪出場を果たし、同世代の皆さんは刺激になっている事は間違いなく、是非とも目標にして頂きたいものである。

今年もいよいよ第57回全国高等学校ヨット選手権大会が、高校ヨットの聖地となった和歌山セーリングセンターにおいて8/12~16の日程で開催される。(8/12は開会式・トライアルレース、最大⑦レース制)

先日「各水域インターハイ予選と考察」でほとんど述べてしまったので、重複する部分もあるが、ご容赦頂き、種目毎に解説することにする。



①【男子420級展望】  ※35校出場予定

※初代チャンピオンが連覇濃厚!?
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【ダントツのトップ回航!初代チャンピオンの松尾/三浦ペア(光)】

昨年より導入された420級では、唐津ワールド優勝の高山大智/中野翔太(星林)を破り優勝したのは、2年生スキッパーの松尾虎太郎/三浦 匠(山口・光)であった。続く和歌山国体でも熾烈な争いで、松尾は二冠を達成した。

当然ながら今年は連覇を懸けて臨む事になる。先日のイタリア420ワールドでは、惜しくも入賞とはならなかったが、日本勢最高位の11位と立派な成績である。力的には群を抜いており、余程のことがない限り、連覇達成は濃厚である。

それでもヨットレースは何が起きるかわからないので、これに続く勢力・メダル候補を挙げてみることにしよう。

ワールド出場組でゴールドフリートに残った・西村宗至朗/平井徳輝(大阪・清風)は注目だ。このチームは今季絶好調。びわ湖ウィーク・東日本420優勝、唐津JOCでも3位と非常に安定している。普段練習はあまりできない環境でありながら、この成績は立派であり、クレーバーな選手だといえる。地元地区のエースとして大いに期待がかかる。

インターハイといえばやはり九州勢を忘れてはならない。特に男子最多優勝(17回)の中村学園三陽(福岡)を挙げなくてはなるまい。エースの小村凛平/石松慶彦と2年生スキッパーの本多佑基/桑野晃輔この4人が登録されていることだろう。実績から見ればおそらく小村ペアが出場することだろう。その小村ペアは、春から5大会全て準優勝と実力上位でありながら、未勝利と不思議な現象に陥っている。
しかしながら裏を返せば、思い切ったレースをみせれば逆転の可能性はある。このレースのキーマンは彼らではないのだろうか?

またその小村ペアを九州選抜で破った、西澤秀人/丸尾直大(福岡・修猷館)や岩下メナード/緒方晃太郎(大分・別府青山)までが上位候補となるだろう。

東日本勢からは、昨年5位の加藤 卓/向口瑠袈(岩手・宮古商業)や、東日本420・5位の佐香将太/長澤 慶(岩手・宮古)は、実力的にはほぼ同じであり、まさにライバルである。今年の地元国体へ向け、練習も充実していることだろう。2艇でメダル独占の可能性はあるとみている。

そして関東勢からは関東大会優勝の蜂須賀晋之介/岩田慧吾(茨城・霞ヶ浦)が上位候補となる。実力も上がってきており、ワールド出場も果たした。メダル争いに絡めるのか?

さらに東海勢からは東海大会優勝の吉安慶佑/野田 空(岐阜・海津明誠)ではあるが、稲毛ウィークは2度のBFDに泣いたものの、上位を走れる実力であることは間違いない。

最後に北信越勢は中部420で健闘、羽咋工業(石川)の河崎 聖/永田 魁の2年生ペアが準優勝、北信越大会では3年生ペア・林 悠太/築山弦汰が出場し、優勝とどちらを出場させるかは微妙ではあるが、力を出し切れれば入賞の可能性はあるのではないか?



②【男子FJ級展望】    ※30校出場予定

※男子完全優勝となるのか?

昨年のインターハイで1年生ながら4位入賞を果たした尾道佳諭・小泉凱皇/冨永理貴(山口・光)が今年出場チームでは最高位であり、優勝候補筆頭であるといえる。尾道、小泉どちらを出場させるのか?にも興味があるが、実績からみれば尾道が出場することになるだろう。尾道は420ワールドではゴールドフリートに残っており、実力最上位であることは間違いないだろう。2年生スキッパーでの制覇となるのか?

唐津JOCでは尾道・小泉はワンツーを達成しており、420級同様、圧倒的に抜けているのは事実であり、逆転候補を探すのが非常に難しい。

そのJOCでは、九州勢・四国勢が対戦しており、九州勢からは九州選抜・九州大会優勝の小野田怜央/工藤光太朗(大分・別府青山)や、JOC5位・九州大会準優勝の吉岡迅斗/石橋健太(福岡・中村学園三陽)が上位候補となるだろう。

四国勢からは高松商業(香川)がJOCで3・4位と健闘しており、瀧川佳都/鈴木遼平、堀上いなさ/田渕恭平この2チームはどちらを出場させるのか?は分からないが、十分上位候補となるであろう。

近畿勢からは、近畿大会準パーフェクトで優勝した徳永 輝/三宅公八郎(大阪・清風)が上位候補であり、420級同様メダル獲得に意欲を燃やす。

東海勢からは3回のトップフィニッシュを果たし優勝した鳥居健太郎/都築峻也(愛知・碧南工業)が上位候補。

関東勢は優勝した藤平拓海/岡田和也(茨城・霞ヶ浦)はもちろんだが、昨年のFJワールドチャンピオンクルーチーム・足立拓馬/多田光伯(神奈川・逗子開成)や、小木曽 涼/中野龍太(神奈川・慶應義塾)も上位候補。

東北勢からは、前川翔太/飛澤大樹(岩手・宮古商業)が上位候補となる。

※上記に挙げたチームならチャンスがあり、熾烈な上位争いとなることであろう。



③【女子420級展望】   ※24校出場予定

※三冠女王が連覇濃厚!?
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【連覇へ挑戦!宇田川/大橋ペア(霞ヶ浦)】

昨年のインターハイでは、男子優勝の松尾同様に2年生スキッパーが女子420級の初代チャンピオンとなった。もう皆さんもお判りの通り、宇田川真乃/大橋未奈(茨城・霞ヶ浦)である。インターハイ・国体までは齋藤由莉がクルーだったが引退し、1級下の大橋と出場した最初のレース、全日本420では総合3位(女子優勝)と見事インターハイ・国体・全日本女子の3冠に輝き、ペアが変わっても強さは変わらなかった。今年に入っても稲毛ウィークで女子初の優勝を飾るなど、こちらも余程のことがない限り、連覇は濃厚だろう。

このクラスでも逆転候補を探すのが非常に難しいが、上位候補を挙げてみることにする。

420ワールドは女子6チーム出場したが、ゴールドフリートに残ったのは僅か2チーム。前出の宇田川ペアと同じ関東勢の石井 茜/盛田冬華(千葉・磯辺)だった。昨年も2年生ながらインターハイ8位・国体7位入賞と実力は上位である。得意の軽風域なら宇田川と接戦に持ち込める可能性はあるだろう。

この2艇が抜けており、その他の上位候補を北から順に挙げていくと?

・佐々木香波/前川優香(岩手・宮古商業) 稲毛ウィーク9位・東北大会優勝
・馬渡紗希/小林真央(富山・新湊) 中部420 3位・北信越優勝 
・堀畑南帆/北林風花(岐阜・海津明誠) 東海大会優勝・JSAFジュニアワールド代表 
・続木茄可/寺脇夢紬美(奈良・法隆寺国際) 近畿大会優勝
・佐藤亜海/西村予里(兵庫・芦屋) 近畿大会準優勝・ワールド出場
・池淵砂紀/福田ゆい(鳥取・境) 昨年9位・国体8位入賞・中国大会優勝
・小林真由/中野希望(岡山・邑久) 中国大会準優勝・ワールド出場
・長岡叶子/森 七海(香川・高松商業) 四国大会優勝
・鈴木身祐希/門川亜朱茄(宮崎・日南振徳) 九州大会優勝
・上園田 明真海/ラミレス・イオナ・アラナ(大分・別府翔青) ワールド出場

実績から見れば、境の池淵が上位とみるが、混戦模様とみて間違いないだろう。果たしてどうなるのか?



④【女子FJ級】    ※19校出場予定

※圧倒的な強さで連覇濃厚!?
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【安定感も増した仲/鈴木ペア(霞ヶ浦)】

女子420級の宇田川と同様、昨年2年生で優勝を飾った仲 美南/鈴木せいら(茨城・霞ヶ浦)が文句なしの優勝となるのが濃厚である。昨年のクルー・高仲みなみは卒業し、鈴木となってからもレースでは負けなしであり、稲毛ウィークを始め、男子を蹴散らしており、昨年よりもさらにレベルアップしたといえる。残念ながら他チームは付け入る余地はないようにみえる。

上位候補としては、九州選抜・九州大会優勝の井戸美幸/長尾芽依(宮崎・宮崎海洋)は注目だ。特に九州大会ではパーフェクトを達成しており、メダル候補に名乗りを挙げることだろう。

関東勢からはレベルが上がってきた磯辺(千葉)も要注目である。伊藤七瑠・髙田麻衣両スキッパーが控えており、メダル獲得も十分可能であろう。

近畿勢からは近畿大会1・2・3を決めた芦屋(兵庫)は、十分チャンスであるといえる。近畿大会優勝の伊藤杏紗/松家瑞歩が出場することになるだろう。

四国勢からは、四国大会優勝の森 ゆり奈/石田夏子(香川・高松)と準優勝の森井 愛 /大丸琴美(香川・高松商業)も十分上位候補。軽風域のレースならば、両者共にメダルのチャンスはあるだろう。

中国勢は、男女あわせても2位のスコアで優勝した入江美帆/堀口詩織(岡山・邑久)も上位候補。

※以上がメダル争い&上位候補か?


簡単ではあるが展望をさせて頂いたが、気になるのはレースコンディションである。昨年も軽風域に終始し、大本命も敗れたことから、何が起きるかは本当にわからない。各チーム、実力を出し切り良いレースになることを期待している。


以上






2016-07-07 19:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
少し間が開いてしまいましたが、最後は西日本編となります。



⑦【中国水域】 ※6/17~19 広島・観音マリーナ

※光(山口)が、男子種目パーフェクトスコアで完全制覇!
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【最終日は表彰式のみと、順調にレースが消化された中国大会】

※【出場校】
中国2

中国インターハイ予選は、広島・観音マリーナで開催。各種目各校1艇エントリーで争われた。男女同時スタートではあるが、他水域とは違い、スコアのつけ方も男女一緒としているのが特徴である。レースの方は、最大限のレース消化を目的とし、初日からレース数を決めずに実施した結果、最終日を待たずに予定の⑦レースを消化し、決着した。

今年の注目は、女子が霞ヶ浦(茨城)なら、男子は間違いなく光(山口)となるのは、読者の皆さまも十分ご承知のことだろう。

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【連覇へ挑戦する、420級優勝の松尾/三浦ペア(光)】

男子420級では、昨年2年生ながらインターハイ・国体二冠をを果たした松尾虎太郎/三浦 匠が登場し、カットレースを除きパーフェクト制覇と圧倒。今年の420ワールドやユースワールドにも出場が決定しており、ユース界の第一人者だ。もちろん今年のインターハイでも優勝候補筆頭なのは間違いなく、連覇へ挑戦する。

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【インターハイでは起用方法をどうするのか?尾道・小泉・冨永(光)】

男子FJ級でも、昨年インターハイ4位入賞の尾道佳諭と小泉凱皇は交代で出場、クルーは冨永理貴固定で、こちらもパーフェクトと圧倒。尾道は普段420に乗り、ランキングトップであり、もちろん420級ワールドへの出場も決まっている。

5月の唐津JOCでは、インターハイを見据え、尾道・小泉両者はFJ級で出場しており、見事ワンツーと他を圧倒している。
どちらを出場させても力はあり、こちらも優勝候補筆頭となるであろう。男子種目完全優勝は視野に入っており、要注目である。

420級男子は、2位米子工業高専は2年連続の出場、3位の広島商船高専は2011年秋田大会以来5年ぶり、4位には邑久が入り、それぞれインターハイ出場を決めた。

FJ級男子2位は邑久が入り、昨年男子全滅から復活し、最後の席は昨年のFJ級チャンピオン・聖光が滑り込んだ。

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【熾烈な争いを制した女子420級優勝の池淵/福田ペア(境)】

女子420級は熾烈な優勝争いが繰り広げられる。420級ワールド出場予定の小林真由/中野希望(邑久)と昨年9位の池淵砂紀/福田ゆい(境)が全くの同点で、トップフィニッシュがあった池淵に軍配が上がる。
両者共に松尾に次ぐスコアであり、レベルの高さが覗える。

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【2年連続出場で上位を狙う!入江/堀口ペア(邑久)】

女子FJ級は、昨年もインターハイ出場している入江美帆/堀口詩織(邑久)が、男女合わせても男子光に続く2位のスコアで優勝し、インターハイ進出を決めた。

従って邑久は全種目で出場となり、昨年の1種目から大きく躍進した。また女子についてもこの3艇は、十分に上位を狙える力は持っている。果たして本番ではどうなるのか?



⑧【四国水域】 ※6/18~19 高松市立ヨット競技場

※高松商業(香川)が全種目通過!
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【全種目通過!四国のリーダー格である高松商業チーム】

※【出場校】
四国2

四国インターハイ予選は、例年通り高松市立ヨット競技場で開催され、全種目各校一艇のエントリーで軽風域ながら予定の全⑥レースを消化し、決着した。

全体からみてみると高松商業(香川)が全種目インターハイを決めた。各種目見てみると、男子420級では高商3年生ペア・石井是壮/野口大輔が優勝と思いきや、高松工芸の2年生ペア・松本 諒/山田開斗が5レースのトップフィニッシュと圧倒し、優勝を飾る。

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【シングルハンドの経験を生かし上位進出となるのか?420級優勝の長岡/森ペア】 ※写真はTAK様より

女子420級では、これまでシングルで活動してきた高商の2年生コンビ・長岡叶子/森 七海と昨年のインターハイを経験している高松工芸の3年生コンビ・福家里沙/黒川愛弓との優勝争いとなったが、長岡が上回り優勝となった。

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【男子FJ級優勝の瀧川/鈴木ペア(高松商業)】 ※写真はTAK様より

男子FJ級では、各種大会で上位にランクしていた瀧川佳都/鈴木遼平(高松商業)が、前半苦戦し、優勝争いも入賞争いも4校で大混戦となるも、後半戦は瀧川ペアが全てトップで優勝となり、2位には前半戦リードしていた森 裕司/松岡誠輝(高松工芸)を破り優勝となった。

女子FJ級では、光ウィークワンツーを決めた森井 愛/大丸琴美(高松商業)と、森ゆり奈/石田真子(高松)のライバル対決となるも、森ペアが5回のトップフィニッシュと圧倒し優勝した。

昨年のインターハイでは高商女子が420級4位入賞・FJ級準優勝と活躍。今年の特徴は、地元ジュニア出身の選手が台頭してきたことか?

軽風域では抜群の実績を残している香川勢は、決して侮れない。果たしてどうなるのか?



⑨【九州水域】 ※6/10~12 鹿児島・平川ヨットハウス

※女子種目で宮崎県勢九州大会初制覇!
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【風が弱かった今年の九州大会】  ※大分県高体連様より

※【出場校】
九州2
※男子420級において、中村三陽が2艇以上となった為、鹿児島商業までインターハイ進出!

本題へ入る前に、4/14を始め、多くの被害を出した熊本地震に関して、お見舞いを申し上げる次第である。東日本大震災の時と比べ、津波による被害はなかったものの、我々が思っている以上に(建物などが)被害を受けていると聞いていた。

この状況の中で、九州大会には出場してきたことについては、敬意を表する次第である。

その九州大会は、鹿児島・平川ヨットハウスで実施された。今年の九州は、420級を各校2艇・FJ級を各校1艇のエントリーに変更。しかしながら風に恵まれず、各種目④レースでの決着となった。

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【先輩を上回り優勝した・本多/桑野ペア(中村学園三陽)】

男子420級は、各種大会で上位独占してきた強豪・中村学園三陽(福岡)が圧倒。今大会では、本多佑基/桑野晃輔が、エース格の小村凛平/石松慶彦を破り、九州大会制覇となった。

三陽は言わずと知れたインターハイ最多優勝を誇るチームであり、昨年も420級で準優勝と2003年から13年間続いている3位以内メダル獲得の大記録は継続中だ。ただ優勝に関しては2年連続で逃すことはこの13年間なかったのである。しかし優勝する為には、強力なライバルがいるのも事実であり、まさに正念場なのか?

3位には別府青山の岩下メナード/緒方晃太郎、4位は九州選抜優勝の西澤秀人/丸尾直大(修猷館)が順当に上位独占し、本番でも期待の3チームである。

以下、日南振徳・宮崎海洋・唐津西・鹿児島商業までインターハイ進出となった。


男子FJ級では、九州選抜優勝の工藤光大朗/小野田怜央(別府青山)が、吉岡迅斗/石橋健太(中村学園三陽)を破り、優勝に輝く。工藤ペアはJOCでも健闘しており、本番でも期待がかかる。

以下、鹿児島商業・宮崎海洋・日南振徳・修猷館・別府翔青となり、それぞれインターハイ進出を決めた。

女子420級では、別府勢が中心になるかと思われたが、それを上回ったのは、鈴木身祐希/門川亜朱茄(日南振徳)であり、同校初の九州大会優勝の金字塔を打ち立てる。

準優勝には唐津西のルーキー・中山由菜/鶴田希生が入る。中山は、当ブログでも紹介してきた通り、中山四姉妹の末っ子なのである。次女・由佳はインターハイソロ連覇、三女・由紀美は国体SS級連覇と実績を残し、由菜もこれに続けるのか?が楽しみである。

そして、別府青山・別府翔青までが、インターハイ進出となった。

最後に女子FJ級では、九州選抜優勝の井戸美幸/長尾芽依(宮崎海洋)がオールトップと力の差を見せつけ快勝し、420の日南振徳同様、同校初の九州大会優勝となった。

以下、長崎工業は2年ぶりの進出、そして別府青山・別府翔青がそれぞれインターハイ進出となった。

全体をみれば、別府青山が全種目通過。同校は以前にも申し上げた通り、他二校との合併により別府翔青となったが、青山としては最後のインターハイとなる。また翔青は3種目通過。この生徒達はもちろん1・2年生であり、新校名としては初のインターハイ進出となった。

これまで長きに渡り、インターハイを牽引してきた九州勢だが、昨年は14年ぶりに優勝チームを輩出することができなかった。果たして今年は流れを取り戻すことができるのだろうか?

※この9地区の代表に加え、開催県推薦で男子420級・FJ級・女子FJ級の3種目で和歌山工業が、女子420級で星林が出場することになったことを付け加えておく。


※簡単ではあるが、各水域の動向をお伝えしてきたが、有力チームはお判り頂けたのではないのだろうか?尚、インターハイ前には注目のイタリア420級ワールドが開催される。今年も昨年同様、日本勢が活躍できるのか?が楽しみであり、私も応援している。

既に暑い日々が続いているが、選手皆さんは体調に十分留意し、インターハイ本番は元気な姿を見せて欲しい。


以上







2016-06-24 10:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
④【北信越水域】 ※6/18~19 富山・新湊マリーナ

※男子は羽咋工業、女子は新湊がそれぞれ完全制覇!
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【北信越のダブルハンド種目は全て同時スタート】 ※写真は風の旅人様より

※【出場校】
北信越1

北信越といえば、やはり21世紀に入ってから15年連続インターハイ種目全制覇の羽咋工業のことは取り上げておかねばならないだろう。今年も全制覇で記録を伸ばすと思われたが、部員不足により女子FJ級にエントリーできず、この時点で大記録がストップとなってしまう残念な結末ではあった。

レースは各校エントリー無制限で6レース実施され、男子種目は羽咋工業が完全優勝。そして今回注目だったのは女子420であろう。中部420で好成績だった新湊の馬渡紗希/小林真央と、羽咋の2年生ペア・高津ちあき/小作夏未との対決が気になっていたが、馬渡ペアが勝利、女子FJ級でも勝利し、女子完全制覇の幕切れとなる。尚、新湊にとっては16年ぶりのインターハイ種目制覇となった。

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【羽咋の全種目16連覇を阻んだ、女子420級優勝の馬渡/小林ペア(新湊)】※風の旅人様より



⑤【東海水域】 ※6/18~19 三重・津ヨットハーバー

※海津明誠(岐阜)が全種目通過!
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【東海大会出艇時のシーン】

※【出場校】
東海1

今年の東海大会は、津ヨットハーバーで実施され、昨年の特殊なレギュレーション(※420級もFJを使用して実施)は撤廃、全種目各校一艇ずつのエントリーで順風域の⑤レースを消化し、決着した。

昨年インターハイ女子420級で準優勝した海津明誠は、男女420級の優勝を始め、唯一の全種目通過と今年も充実。ユースワールド予選(※堀畑南帆/市井菜月ペアが代表権獲得)や稲毛ウィークにも積極的に遠征しており、今年も上位進出を狙う。

男子420級からみてみると、中部420上位チームが順当に2~4位を占める結果となった。中部420で圧勝した碧南の持田春樹/杉浦涼斗は準優勝。そして3位には、なんと津工業の谷口龍帆/西田有世が入り、同校初のインターハイ進出となり、最後の席には、熱海の近藤 滋/内田隆太となり、同校男子としては2008年若洲大会以来、8年ぶりのインターハイ進出となった。

男子FJ級では、碧南工業の都築峻也/鳥居健太郎が、中部FJで圧勝した蒲郡東の柴本 陸/村田優斗を上回り、優勝を飾る。

女子420級は参加が4チームだった為、海津明誠・碧南・半田・蒲郡東が全てインターハイ進出。この中で上記にも述べたが、堀畑南帆/市井菜月(海津明誠)が順当に優勝を飾る。

女子FJ級は中部FJ女子最上位の出口彩夏/野竹みちる(半田)が優勝、そして海津明誠・碧南がインターハイ進出を決めた。

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【女子FJ級優勝の出口彩夏/野竹みちる(半田)】



⑥【近畿水域】 ※6/10~12 和歌山セーリングセンター

※清風(大阪)が、男子種目完全制覇!
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【インターハイでも上位を目指す!西村/平井ペア(清風)】

※【出場校】
近畿2
※男子420級は、清風が2艇となった為、法隆寺国際まで、女子FJ級は、芦屋が2艇となった為、膳所までそれぞれインターハイ進出!

今年もインターハイ本番同様、和歌山セーリングセンターで実施された近畿大会は、エントリー無制限・まずまずの風域で予定の⑦レースを消化し、決着した。

男子種目は両クラス共に清風が完全制覇を飾る。特に420級優勝の西村宗至朗/平井徳輝は、当ブログでもお知らせしている通り、今季絶好調。ただこの西村も昨年は1年生ながらOPワールド経験者として大いに期待されたが、多くの強者に阻まれ、悔しかったに違いないだろう。近畿のエースとして成長した彼らは、地元地区開催のインターハイでは大いに期待がかかる。

尚、準優勝にも藤原達人/長澤潤一となり、レベルの高さを裏付ける結果となった。

3位には各種大会で上位にランクしていた膳所の村山航大/鄭 奉鎔が、4位には皆川晃輝/藤井洸輔(関学高等部)が順当にインターハイ進出となった。尚、清風が枠内に2艇となった為、5位の法隆寺国際までインターハイ進出となる。尚、同校は旧斑鳩高校であり、2005年に合併して現校名となる。私の資料によれば、インターハイ出場は、2001年宇土大会以来15年ぶりであり、現校名としては初のインターハイ進出となった。

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【男子FJ級優勝の徳永/三宅ペア(清風)】

男子FJ級でも420級2艇の2年生ペアに負けじと、清風の3年生ペア・徳永 輝/三宅公八郎が圧勝。2位には各種大会で上位に連ねていた芦屋の石田亮輔/瀧川勇駿が入り、最後の席は宮津の山本高徳/白數和嗣が同校2年ぶりのインターハイ進出となった。

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【男子420級とともに同校15年ぶりのインターハイ進出を優勝で飾る!女子420級優勝の続木/寺脇ペア(法隆寺国際)】

女子420級では、熾烈な優勝争いとなる。420ワールド出場予定の佐藤亜海/西村予里(芦屋)が前半③レース全てトップだったものの、後半④レースは法隆寺国際の続木茄可/寺脇夢紬美が怒涛の追い上げで、逆転優勝を果たした。

ちなみに続木は兵庫ジュニア出身でOPアジア大会に出場したこともある実力派。また彼女の両親は、斑鳩高校ヨット部草創期のメンバーであり、外部コーチとのことである。久しぶりのインターハイは、とても嬉しいに違いないだろう。

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【芦屋勢は部員も多く、今年の上位独占は見事!優勝の伊藤/松家ペア】

最後に女子FJ級は、3艇出場した芦屋勢が上位独占。その中で5回のトップフィニッシュを果たした伊藤杏紗/松家瑞歩が快勝。そして芦屋が上位独占となった為、4位の膳所までがインターハイ進出となった。


そして驚いたのは、昨年大活躍だった地元和歌山勢が全種目において通過できない波乱もあった。一応地元開催なので、推薦枠で出場となるのだが、ヨット競技のみ10年間和歌山開催となった特殊事情の背景から、推薦条件もはっきりしない。

・開催県は今まで通り、全部出場できる?
・各種目一艇ずつ出場?
・毎回全部出場となると、(他水域からみて)不公平感も出てくるので、全滅の時のみ全種目で一艇のみ?

いずれにせよ、出場となったからには奮起を期待したいと私は思う。


※西日本編に続く。

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