2017-06-25 20:00 | カテゴリ:インカレ
全日本戦線へ向けての第一歩である関東学生ヨット個人選手権大会は、今週は470級で争われ、軽風域で2日間6レースが成立し、決着した。

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【86艇のスタートシーン。こんなスタートシーンは学生レースくらいか?】※角野氏より

注目の優勝争いは、関東春インカレでも個人成績トップとなった明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士が、このシリーズでも絶好調。文句なしの関東チャンピオンに輝いた。

同校勢としては初の個人戦タイトルホルダーとなり、歴史的な優勝となった。

最終成績は以下の通りである。(6位まで入賞・18位まで全日本進出)



※【470級最終結果】 (86艇エントリー)

※開眼!明海初の個人戦タイトル
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【まさに絶好調!優勝した楠瀬/玉井ペア(明海大)】 ※羽田氏より

①楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)   10点(1-(9)-4-3-1-1)  
②斎藤 文人/江頭 英翔  (慶應義塾大) 22点(2-6-7-4-3-(24))
③岡田 奎樹/秦 和也   (早稲田大)  24点((10)-5-2-7-4-6)
④榊原 隆太郎/岩田 慧吾 (中央大)   40点(9-(27)-1-1-25-4)
⑤田中 美紗樹/岩井 俊樹 (早稲田大)  40点(6-(20)-5-6-20-3)
⑥中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)   45点(14-1-6-17-7-(22))
----------------------------------------------------------------------------------------
⑦榊原 健人/桑野 絵里佳 (中央大)   53点((27)-7-10-11-14-11)
⑧永井 涼介/盛田 冬華  (法政大)   56点(8-(26)-19-10-5-14)
⑨奥村 将文/服部 勇輝  (日本大)   58点(18-14-11-(19)-6-9)
⑩足立 茉莉花/田中 颯人 (法政大)   59点(11-11-12-20-(36)-5)
⑪吉村 彰人/出口 廣智  (慶應義塾大) 60点(4-13-17-5-(21)-21)
⑫菅野 翔 /宮口 悠太  (中央大)   64点(12-19-(29)-23-8-2)
⑬鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)   69点(5-2-3-26-(43)-33)
⑭小倉 晴太/横井 俊   (明治大)   70点(19-(41)-16-12-10-13)
⑮赤嶺 華歩/馬渡 凪沙  (法政大)   71点(23-(29)-9-25-2-12)  
⑯村瀬 志綱/武内 元彦  (慶應義塾大) 76点(20-8-15-18-(24)-15) 
⑰元津 志緒/永島 慶也  (早稲田大)  76点(13-16-20-15-12-(23))
⑱赤木 恒平/濱野 舜斗  (日本大)   77点(7-12-24-(30)-16-18)

※以上18チームが蒲郡全日本個人戦進出!




春インカレ個人成績トップの強さは本物だった・・・。ビッグフリートの戦い方はそれなりに難しく、さらに今シリーズは軽風域での戦いであったことから、各チームスコアメイクに苦しむ。優勝した楠瀬/玉井(明海大)は、全6レース3回のトップフィニッシュを含む、オールシングルとまさに圧勝であった。

準優勝の斎藤/江頭(慶應義塾大)、ディフェンディングチャンピオン岡田/秦(早稲田大)は3位に終わる。

注目の学校別通過数については、早稲田・慶應・法政・日大・中央がそれぞれ3艇、明海2艇、明治1艇とほぼシード校が占め、レベル差が顕著であり、まさに団体戦の続きのようであったといえるであろう。

※女子スキッパーは6艇通過
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【女子スキッパー最高位!田中/岩井ペア(早稲田大)】

今年も女子スキッパーは、6艇通過。田中美紗樹/岩井俊樹(早稲田大)の5位入賞を筆頭に、中山/工藤(日本大)が6位入賞、足立/田中が8位、鍋岡/戸井(明海大)が13位、赤嶺/馬渡(法政大)が15位、そして元津/永島(早稲田大)が17位と女子インカレ上位陣や、団体戦レギュラー級が順当に進出した。

次週はスナイプ級である。


以上

2017-06-23 02:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレが終了から約1ヶ月余、学生セイラーはここからが本番だ。全日本学生ヨット個人選手権(8/10~13、愛知・豊田自動織機海陽ヨットハーバー)の出場権がかかる関東学生ヨット個人選手権大会が、江の島ヨットハーバーにおいて、6/24~25は470級、7/1~2にはスナイプ級がそれぞれ開催される。(最大8レース制)

今年の関東個人戦のタイトルはどのチームに輝くか?簡単に展望していくことにする。

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【昨年の関東個人選手権より。今年も86艇のビッグフリートで開催】



※全日本進出数改正!

本題へ入る前に、今年から全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)の水域枠数が変更されることはお伝えしたが、この個人選手権でも改正となり、関東でも従来の14枠から18枠とチャンスは広がった。具体的な話は全日本時に述べることにするが、増えたことについては喜ばしい限りである。

早速、展望をしてみることにしよう。



※関東学生ヨット個人選手権過去5年の優勝チーム一覧
関東個人戦過去5年の優勝チーム

※過去5年の優勝チームだが、実力あるチームが順当に勝っている印象である。直近5年では山口祥世が女子スキッパーとしては初の制覇や、一昨年には武井裕子が優勝しているが、大学から始めて頂点に上り詰めた。



※【470級展望】(86艇エントリー)

※連覇なるのか?
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【まずはきっちり連覇か?岡田/秦ペア(早稲田大)】

昨年の470級は、僅か2レースで決着と消化不良気味のレースではあったが、優勝したのは、早稲田大の岡田奎樹/岩井俊樹(4年・唐津西/4年・早大学院)が、個人戦初タイトルを手にした。岡田はもう私が言うまでもなく、学生ヨット界のエース、いや日本セーリング界のホープと言っても過言ではないだろう。しかし数々の記録を持つ岡田でも、何故かこの学生個人戦のタイトルだけは縁がなかったが、最終学年の今年こそは学生全日本優勝を目指しているに違いない。まずはこの大会で連覇できるのかに注目だ。今年のクルーは秦 和也(2年・早大学院)である。

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【春インカレ個人成績トップの楠瀬/玉井ペア(明海大)】

続くのは春インカレで驚くべき走りを見せ、個人トップの成績だった明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士(3年・唐津西/3年・磯辺)は、団体戦3位に押し上げた活躍は見事であった。ここでも上位進出できるかによって真価が問われる。どうなるのか?

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【中央のエース榊原隆/岩田ペア(中央大)】

その楠瀬に続いたのは、中央大の榊原隆太郎/岩田慧吾(4年・唐津西/1年・霞ヶ浦)であった。榊原は1年次に全日本でいきなり6位入賞と活躍したが、2・3年次は無念の予選落ち、最終学年ではルーキー岩田と上位を目指す。春インカレの時にも述べたが、早稲田の岡田とは地元インターハイでのデュエット優勝メンバーであり、その時のクルーは前出の楠瀬とさすがに負けたくはないだろう。

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【2年生で早くもエース格の柳内艇(慶應義塾大)】

春インカレでは、早稲田に惜敗となってしまった慶應義塾大だが、スキッパー総入れ替えでここまでやれたのは立派ではなかったのか?同校の470級は7艇エントリーであり、毎年の傾向として多数の全日本進出を目指し、チーム編成を変えてくるのが特徴だ。春インカレ個人成績5位の柳内航平/倉内凱吾(2年・塾高/1年・塾高)を筆頭に、吉村彰人/出口廣智(2年・塾高/4年塾高)、村瀬志綱/武内元彦(3年・塾高/3年・塾高)、斎藤文人/江頭英翔(4年・塾高/4年・逗子開成)、村瀬海里/樫本達真(4年・比治山女子/2年・塾高)、そしてルーキー高宮豪太/久保田空(1年・塾高/2年・塾高)も登場し、ペアを見る限りバランスは取れているように見える。何艇通過できるのか?

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【昨年から最も成長した永井/盛田ペア(法政大)】

昨年辺りから上位戦線で活躍し、春インカレでも個人成績6位と結果を出したのが法政大の永井涼介/盛田冬華(4年・別府青山/1年・磯辺)のペアだ。エースらしく成績も上位で安定しており、混戦模様になれば、さらなる上位も可能であろう。

そして春インカレでは不本意な成績で終わった日本大はどうなのか?昨年関東勢最高位の5位入賞・奥村将文/服部勇輝(4年・高松工芸/2年・土浦日大)は意地をみせなければならないだろう。日大のエントリーは全部で7艇であり、チームとしても何艇通過できるのか?が見所となるであろう。

※女子スキッパー勢は?
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【昨年の全日本女子470級優勝の田中/岩井ペア(早稲田大)】

昨年は関東から7艇もの女子スキッパーが全日本進出となったが、今年はどうだろう。まず筆頭に挙げなくてはならないのが、春インカレ個人成績3位・早稲田大の田中美紗樹/岩井俊樹(2年・関西大第一/4年・早大学院)となるだろう。田中は昨年の全日本インカレでもルーキーながら同校の総合優勝に大きく貢献。仮に女子スキッパーが優勝するとしたら彼女しかありえないであろう。クルーの岩井は昨年の優勝者であり、可能性は十分にある。4年前の山口祥世以来の快挙となるのか?

その他では春インカレ優勝、法政大の赤嶺華歩/馬渡凪沙(2年・別府青山/4年・七里ガ浜)、足立茉莉花/田中颯人(3年・別府青山/4年・磯辺)、女子ペアで挑む日本大の中山由紀美/工藤彩乃(3年・唐津西/2年・芦屋)や、明海大の又村 優/青木美優(4年・大湊/1年・磯辺)辺りに期待したい。

上位校は何艇全日本進出できるのか?にも注目だが、春インカレ8位の千葉大や9位の東京大からも進出できるのか?に注目だろう。

※【結論】

改めて言うまでもまいが、連覇を目指す、岡田/秦(早稲田大)が中心なのは当然だが、破るとしたら上位校のエースが中心となるだろう。つまり榊原隆(中央)、永井(法政)、楠瀬(明海)、奥村(日大)、柳内(慶應)あたりか?

そして田中美(早稲田)がどこまで優勝戦線に絡めるのかにも注目だろう。


以上

2017-05-16 11:00 | カテゴリ:インカレ
※早稲田大が逆転総合優勝!

今年度を占う、最初の学生ヨットの大レース関東学生ヨット春季選手権大会は、5/14~15に決勝シリーズが開催。初日は大雨のコンディションで1レース、最終日は順調に4レース、計5レースで決着した。
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【雨が上がった2日目のスタートシーン】

注目の総合は、全日本三連覇中の王者・早稲田大が、苦しい展開ながらも最終レースで逆転し、春インカレ3年ぶりの総合優勝に輝いた。

※入賞校は以下の通りである。



※【470級最終結果】 (15校)

※チームレースに徹した勝利!

①早稲田大    120点(35-21-29-14-21)
(岡田奎樹/深田龍介・秦 和也、元津志緒/永島慶也、田中美紗樹/岩井俊樹)
※早稲田大は4年ぶり11度目の470級優勝!
②慶應義塾大   156点(29-15-27-37-48)
③明海大     157点(9-40-37-46-26)
④法政大     157点(28-43-24-25-37)
⑤日本大     162点(39-31-26-34-32)
⑥中央大     198点(36-41-42-37-42)

※【参考】個人成績ベスト6
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【明海大のエースに成長した楠瀬/玉井ペア(明海大) 楠瀬は高校時代、榊原隆(中央大)のクルーでインターハイデュエット優勝の実績を持つ。岡田奎樹・榊原隆の偉大な先輩達を上回った】

①楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)  13点(1-1-2-5-4)
②榊原 隆太郎/岩田 慧吾 (中央大)  23点(3-7-5-7-1)
③田中 美紗樹/岩井 俊樹 (早稲田大) 31点(10-3-4-11-3)
④岡田 奎樹/深田 龍介  (早稲田大) 33点(13-2-3-2-13)
      /秦 和也
⑤柳内 航平/出口 廣智  (慶應義塾大)40点(8-6-9-3-14)
⑥永井 涼介/盛田 冬華  (法政大)  41点(4-12-1-12-12)



※【スナイプ級最終結果】(14校)

※完璧な優勝!

①慶應義塾大    83点(9-12-13-21-29)
(越川智博/片山拓哉、太中 賢/関口舜一、小澤 駿/畠 広樹)
※慶應義塾大は3年連続7度目のスナイプ級優勝!
②早稲田大    110点(18-14-46-13-19)
③中央大     179点(58-34-15-46-26)
④日本大     234点(92-28-41-40-33)
⑤明治大     270点(55-41-65-55-44)
⑥明海大     278点(45-62-59-48-64)

※【参考】個人成績ベスト6
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【トップフィニッシュはなかったものの、安定したスコアで個人成績トップの太中/関口ペア(慶應義塾大)】

①太中 賢 /関口 舜一  (慶應義塾大)21点(4-2-2-9-4)
②岸 祐花 /斎藤 健斗  (中央大)  22点(7-6-5-3-1)
③小澤 駿 /畠 広樹   (慶應義塾大)27点(3-1-1-8-14)
④永松 礼 /川上 健太  (早稲田大) 27点(1-14-11-2-9)
      /神宮 泰祐
⑤井嶋 博之/村上 義龍  (日本大)  30点(6-5-3-11-5)
⑥松尾 虎太郎/坂上 宗輝 (早稲田大) 30点(5-3-8-6-8)



※【総合成績】 (11校対象)
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【春インカレは3年ぶりの総合優勝、早稲田大チーム。全日本四連覇へ向け好スタート!?】

①早稲田大     230点(120+110)
※470級(岡田奎樹/深田龍介・秦 和也、元津志緒/永島慶也、田中美紗樹/岩井俊樹)
※スナイプ級(永松 礼/川上健太・神宮奉祐、入江裕太・岩月大空/三宅功輔、松尾虎太郎/坂上宗輝)
※早稲田大は3年ぶり9度目の総合優勝!
②慶應義塾大    239点(156+83)
③中央大      377点(198+179)
④日本大      396点(162+234)
⑤明海大      435点(157+278)
⑥法政大      471点(157+314)

※各クラス入賞校はシード校となり、秋に開催される「第84回関東学生ヨット選手権大会」の予選シリーズが免除される。



※【レース回顧】

5/13(土)  天候・雨   最高気温 20度


決勝初日、大荒れの予報となっていたが、葉山沖は全くといっていいほど風がない。一度ハーバーバックし、15時過ぎに5m/secの風が入り、ようやくレースが始まる。

470級では、いきなり1-2-5の8点と会心のレースをみせた明海大が暫定首位。法政が健闘の2番手、慶應が3番手、注目の早稲田はレースプランが微妙に狂い、4位スタートと意外なオープニングであった。

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【第①レーストップフィニッシュの永松/川上ペア(早稲田大)】

スナイプ級では2度のゼネリコで日大2艇、中央1艇が失格。初っ端から優勝戦線脱落と、まったくもってお粗末なレース排除であった。そんな中で慶應が2-3-4の9点と完璧なレースで首位、早稲田が1-5-12の18点で続き、明らかに力の違いをみせつけるのであった。

たった①レースではあったが、早くも総合は慶應、早稲田の様相となる。しかし470級は明海・法政の頑張りもあり、非常に興味深い展開である。


5/14(日)  天候・曇り  最高気温 20度

雨も上がり、風速もまずまずとなった最終日。順調に4レース実施された。


第②レース、470級では慶應が4-5-6の15点と完璧なレースをみせ、明海を逆転、暫定首位に立つ。4点差で明海、早稲田は2-3-16の21点とまずまずのレースで首位とは8点差の3位となる。

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【第②・③レース連続トップフィニッシュの小澤/畠ペア(慶應義塾大)】

スナイプ級では首位慶應がまたしても1-2-8と完璧なレース、2位早稲田も3-4-7のオールシングルと対抗、僅か9点差と大激戦。3位以下は既に大きく離れており、レベルの違いが顕著であった。

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【第③レーストップフィニッシュの永井/盛田ペア(法政大)】

第③レース、470級では、首位慶應は6-9-12の27点とまずまずのレースに対し、追い上げる早稲田は3-4-22の29点と岡田、田中は上位に来るものの、元津の調子がいま一つだが、それでも10点差とまだ射程圏内。明海も楠瀬がここまで1-1-2と好調なこともあり、3位後退となったが、首位と11点差と優勝は狙える位置であった。

スナイプ級では慶應の勢いが止まらない。またしても1-2-10の12点と完璧なレースをみせたのに対し、2位早稲田は8-12-27の47点と不覚のレース。ここまでトータルは慶應34点、早稲田78点と既にダブルスコアの差。またこのレース、4-5-6のグッドレースとなった中央が3位と見せ場を作る。

ここまで総合の慶應・早稲田との差は58点。残りレースを考えると早稲田は苦しくなったと思われたが・・・。

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【第④レース、元津/永島のトップフィニッシュ。岡田艇がしっかりガード】

第④レース、470級では14点差を追う早稲田は、1-2-11の13点とようやくエンジンが掛かってくる。しかもトップフィニッシュはここまで調子の上がらなかった元津と逆転優勝へ希望が見えてくる。一方、慶應は3-15-19の37点とついに首位を明け渡してしまう。

スナイプ級では慶應が4-8-9の21点に対し、早稲田も2-5-6の13点と意地をみせるも、8点しか縮まらず、余程のことがない限り、慶應のクラス優勝は濃厚になる。

このレースで総合は慶應が首位を守るも、2位早稲田とは28点差。時間的に残りは1レースが濃厚とあって、早稲田の逆転は苦しいと思われたが・・・。

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【第⑤レーストップフィニッシュの岸/斎藤ペア(中央大) 岸は女子スキッパーながらも他2艇を牽引する実力者】

そして最終となった第⑤レース、スナイプ―470の順でスタートし、スナイプ級では首位慶應は4-11-14の29点と今シリーズワーストスコアも見事クラス制覇となる。2位早稲田はクラス優勝は厳しくなったが、総合逆転の為には少しでも縮めておきたい所である。
そんな重要な局面で2-8-9の19点に抑え、この時点で総合は18点差まで縮まる。

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【まず大きなスコアは叩かない、田中/岩井ペア(早稲田大)】

そして470級では、ようやく首位に立った早稲田は、女子スキッパー田中・元津が3-5、エース岡田も13位の21点に抑え、クラス優勝。ところが慶應はこの局面で9-14-25の48点を叩いてしまう。従って早稲田は逆転総合優勝と劇的な幕切れであった。

470級3位争いは、慶應に1点差まで迫った明海・法政が同点。楠瀬の連続トップが決め手となり、明海3位、法政が4位となる。スナイプの3位は大きく離れたものの、中央が3位の結果となった。

※以上簡単であったがレースを振り返ってみた。



※早稲田・慶應の差は?
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【団体戦でにおけるリーダーらしい計算し尽くされた走り岡田/深田ペア(早稲田大)】

470級は早稲田が序盤苦しみながらも最後はきっちり逆転。最初のレースこそ失敗レースとなってしまったが、同じような順位だった所をみればレースプランがきっちり共有されているのが良くわかる。さらには絶大なるリーダー岡田艇は今回派手なレースはなかったが、他2艇の動向をしっかり把握し、計算し尽くされた優勝だったのではないのか?と私は見ていて強く感じたのである。

両クラス共に3番艇のレベルアップが課題とはなったが、スナイプではルーキー松尾虎太郎も活躍し、昨年よりは良いスタートといえるのではないだろうか?


スナイプ級は慶應が三連覇となったが、今年はスキッパー陣は総入れ替えだったのにもかかわらず、この強い勝ち方は立派である。この要因はクルー陣によるところが大きいだろう。片山拓哉、関口舜一、畠 広樹がそれぞれのスキッパーを牽引する。これが本来の理想系である。春の段階でこうなのだから、秋にはどうなってしまうのか?非常に楽しみである。

470も十分健闘したが、明海・法政に追いつかれた所をみると点数的にみれば大きな差ではなかったものの、レベルアップが必要ではないかと感じるのであった。

※今年も早・慶が中心となるのがはっきりしたが、戦力的に整っている470の明海・法政・中央、スナイプの中央、そして今回は不本意なレースで全く見せ場がなかった日大と、どこまで巻き返せるか?が楽しみである。

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【シード権獲得とはならなかったが、十分全日本出場レベル!好成績の菅原/浅川ペア(東京大)】

また展望でも気になっていた今年の全日本出場枠である8位以内に470級では昨年も出場した千葉大が8位、東京大が9位。スナイプ級では東京大が7位、法政大が8位とこの辺りが一歩リードしているように見える。特に東大は経験者も数名おり、期待できる状況ではないのか?

※春のシリーズは終了し、次回は6月下旬の関東学生ヨット個人戦である。今年からは関東の全日本出場枠が広がる。是非とも頑張ってほしい。


以上



2017-05-02 05:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレのオープニングレースである「女子レース」が実施され、熱戦が展開された。全レースは消化できなかったものの、オールラウンドの風域で④レース決着。
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【スナイプ級のスタートシーン】

注目の総合は日本大スナイプがパーフェクト、470級も僅差の2位と圧勝。昨年春から総合4連勝となり、今年も好調な滑り出しとなった。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】 (20艇)

※法政470、12年ぶりの制覇!
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【今年は私達の出番!とばかりに、優勝した赤嶺/馬渡(法政大)】

①赤嶺 華歩/馬渡 凪沙  (法政大)  13点(7-3-2-1)
②中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)  15点(4-8-1-2)
③又村 優 /青木 美優  (明海大)  16点(3-4-4-5)
④足立 茉莉花/盛田 冬華 (法政大)  19点(8-5-3-3)
⑤鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)  25点(1-1-15-7)
⑥宮野 菜々/山下 美紅  (日本大)  26点(6-10-6-4)

※好調な滑り出しを見せたのは、鍋岡/戸井(明海大)だったが、吹き上がった第③レースで無念の沈。一気に脱落となってしまう。この時点での優勝争いは又村/青木(明海大)、赤嶺/馬渡(法政大)、中山/工藤(日本大)がそれぞれ一点差で第④レースに注目が集まる。

このレースで①マークトップだったのは中山/工藤、そして赤嶺/馬渡が続いたが、又村/青木は若干遅れる。このままいけば中山、赤嶺両者同点となるが、赤嶺が意地を見せ、逆転トップフィニッシュ、首位に立つ。第⑤レースはさらに風は吹き上がり中止、見事初タイトルに輝いた。

ちなみに法政470優勝は実に久しぶりで、2005年春優勝の高橋礼子/鎌田奈緒子以来12年ぶりの制覇となった。また足立/盛田も4位とそれぞれコンビネーションも合っており、全日本へ向けても期待できるレース内容だったといえるであろう。



※【スナイプ級最終結果】 (16艇)

※パーフェクトで4連勝!
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【新たな伝説をつくれるか?池田/林(日本大) 本当に強かった】

①池田 紅葉/林 佳奈   (日本大)   4点(1-1-1-1)
②花本 菜美/仁杉 衣里  (明海大)  11点(3-3-2-3)
③荒木 陽菜/岸 祐花   (中央大)  15点(5-5-3-2)
④元津 志緒/松岡 嶺実  (早稲田大) 16点(2-6-4-4)
⑤佐藤 春菜/伊藤 七瑠  (法政大)  26点(6-2-10-8)
⑥北林 妙恵子/松山 暁  (法政大)  27点(4-4-6-13)

※初日の微風域、2日目の強風域でもチャンピオン池田/林(日本大)の独壇場となり、パーフェクトで4連勝を飾った。2位は花本/仁杉(明海大)、3位にはルーキー荒木/岸(中央大)が入り、健闘した。

優勝した池田/林は、強風域での走りが特にレベルアップし、さらにはコース取りもほぼ完璧と文句のつけようがないレースであったといえるであろう。



※【総合成績】 (9校)

※日本大が圧勝!
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【誰かさんが差し入れしたケーキで優勝を祝う日大女子メンバー】

①日本大学    19点(15+4)
②明海大学    27点(16+11)
③法政大学    39点(13+26)

470級では僅差で敗れたものの、スナイプはパーフェクトとこれは圧勝であろう。全日本女子連覇へ向け、好調な滑り出しとなったのは間違いない。

※今回、テストでネット中継を試みたが、うまくいかず課題を残したが、学生が積極的に取り組んだことについては、大いに評価できるし、これからも頑張って欲しい。一応、録画はしてありますので、是非ともご覧になって頂きたいと思う。

全日本女子までには対策され、うまくいくよう頑張って頂きたい。


※次は団体戦予選、決勝と続く。どうなるのかは本当に楽しみである。


以上

2017-04-27 13:00 | カテゴリ:インカレ
2017年度に突入し、各大学チームは部員勧誘、また最上級生は就職活動と忙しい日々を送っているに違いないだろう。そしてGWに突入するといよいよ本格的なレースシーズンが始まる。関東では関東学生ヨット春季選手権大会が葉山港(森戸海岸)で開催。主な日程&概要は以下の通りである。

※平成29年度関東学生ヨット春季選手権 日程&概要

4/29(土)~30(日) 女子レース(8レース制)

5/5(土)~6(日)   予選(8レース制)
※前年度 第83回関東学生ヨット選手権大会 各クラス上位6チームはシード

5/13(土)~14(日) 決勝(6レース制)
※470級15チーム、スナイプ級14チームで覇権を争う。各クラス上位6チームは秋に開催される第84回関東インカレシード獲得(予選免除)

となっている。

例年通りではあるが、秋インカレシード7→6校に変更されたのが、唯一の変更点か?

以上を踏まえ、展望に入るとするが、まずは昨年を振り返ることが重要であり、続いて上位校をみていくとしよう。



※昨シーズンを振り返る

昨シーズンは、皆さまもご存知の通り早稲田大が、全日本インカレにおいて史上初となる2度目の総合三連覇に輝き、幕を閉じた。今年はもちろん史上2校目の四連覇に挑戦となるが、ライバルチームもこれを強く意識しているに違いない。
各校、今年度のチーム状況はどうなっているのか?全日本成績上位順にみていくことにする。

従って、王者・早稲田から戦力分析をしていくとしよう。



※苦しかったシーズンを乗り越え、四連覇へ向け充実!?
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【数々の記録を打ち立てるスーパースター・岡田奎樹/岩井俊樹ペア(早稲田大)】※この記事の写真は全て羽田氏撮影

昨年、総合三連覇を果した早稲田は、簡単に達成したものではない。春・秋関東インカレではライバル慶應の後塵を拝し、どうなるかと思われたが、全日本本番では、重要な局面で持っている力を出し切ったのが印象的だった。今年のレギュラースキッパーを予想してみると?

470・・・・岡田奎樹(4年・唐津西)、元津志緒(3年・長崎工業)、田中美紗樹(2年・関西大第一)

スナイプ・・永松 礼(4年・別府青山)、岩月大空(3年・碧南工業)、入江裕太(2年・逗子開成)

と、470の市川夏未・スナイプの平川竜也が抜けたが、470では昨年も出場してもおかしくなかった元津が、スナイプでも昨年大きく成長した岩月が同志社ウィークと併催だった全日本ジュニア優勝を飾るなど今年も期待でき、入江も続いていくことだろう。

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【今年の新入生の中では№1!松尾虎太郎】

さらに現メンバーに加え、期待の新入生も存在する。そう、昨年ユース界№1の松尾虎太郎(1年・光)だ。今年の新入生で(高いレベルの)即戦力となりうる逸材は(現時点では)彼しかいない。実際オープン参加となった8大学定期戦では、個人成績2位となり、強烈にアピールできたことだろう。しかも乗り慣れてないスナイプである。ただ今後のチーム状況をみて変更もありうるのかもしれない。まさにジョーカー的存在である。
また松尾の他にも、インターハイ・国体3位の佐香将太(1年・宮古)や、一昨年インターハイ優勝・昨年準優勝の仲 美南(1年・霞ヶ浦)と優秀な選手が入学し、戦力もさらに充実していくことだろう。

昨年ジュニアワールド金メダルに輝いた岡田奎樹主将を筆頭に、四連覇達成の可能性は大きくアップしたといえるだろう。あとは小松一憲コーチについていくだけか?



※レギュラーメンバー総入れ替えも?
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【今年も十分戦える!慶應470級チーム】

昨年は「勝負の年」と位置づけ、春・秋ともに王者・早稲田に勝利した慶應義塾大は、全日本総合優勝の夢は潰えたが、強さは際立っており、記憶に残るシーズンだったのではないのか?特にスナイプのボートスピードは目を見張るものがあっただけに、非常に惜しかったといえるだろう。

さて今年は、両クラス共にレギュラースキッパーが全て卒業した為、総入れ替えとなる。戦力ダウンは避けられないと思いきや、先日の8大学定期戦では、健闘どころか早稲田を上回り、今年もインカレ戦線を盛り上げてくれるのではないのだろうか?

レギュラースキッパー候補を挙げてみると?

470・・・斎藤文人(4年・塾高)、村瀬志綱(3年・塾高)、吉村彰人(2年・塾高)、柳内航平(2年・塾高)

スナイプ・・・越川智博(4年・塾高)、小澤 駿(4年・塾高)、太中 賢(4年・塾高)

となりそうだが、斎藤・越川・村瀬は高校時代から特に努力していたのが印象的であり、柳内に至っては慶應高校初のインターハイでのメダルを獲得するなど、選手層は厚い。インカレ本番でも十分戦えそうだが、唯一の不安は団体戦でのレース経験不足があげられる。とはいうものの、クルー陣の経験値は高いこともあり、主将・片山拓哉(4年・逗子開成)・江頭英翔(4年・逗子開成)がそれぞれのクラスでリーダーシップを発揮できれば、昨年のレベルと同様なのではないのか?

夢への挑戦はまだまだ続く。



※昨年はクラス優勝も・・・?
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【好調の中山由紀美(日本大)今年はレギュラーでの活躍を期待!】

昨年の全日本インカレでは総合3位となった日本大は、470級では11年ぶりのクラス優勝を飾った。勝利の要因としては、やはり高山大智(2年・星林)の加入、及び起用が大きかったといえるだろう。そこにクルーは早稲田の岡田とコンビを組み、470ジュニアワールド金メダルに輝いた木村直矢(4年・霞ヶ浦)と、まさに必勝体制であった。

しかしスナイプ級ではチャンスがありながら大きく後退。実力不足を露呈してしまう結果となってしまった。今年のレギュラースキッパーはどうなのか?

470・・・奥村将文(4年・高松工芸)、中山由紀美(3年・唐津西)、赤木恒平(3年・中村学園三陽)

スナイプ・・・井嶋博之(4年・霞ヶ浦)、池田紅葉(3年・横浜創学館)、矢野伸一郎(2年・和歌山工業)

この布陣でいくのだろう。470の高山、木村についてはそれぞれオリンピックキャンペーンが中心の為、ピンポイントでの出場となりそうだが、奥村、中山由紀美なら勝機は見出せる。しかし懸案のスナイプの布陣は、一昨年関東個人戦優勝の井嶋、全日本女子優勝の池田、そして期待の矢野と選手は揃っており、期待はできそうだが、強風域となった場合、早慶のレベルにどこまで迫れるか?ではないのか?

やはり日大が強くないと盛り上がらない。今年は奮起してもらい、期待することにしよう。


※今年の関東も早・慶・日の3校がレースシーンを牽引していくことになるだろう。

この三強を脅かすチームはどこなのか?引き続き解説することにする。



※上位校の常連になれるのか?

昨年の全日本では早・慶・日に続き、総合6位入賞(470・6位、スナイプ級8位)を果たした明海大は、昨年は関東インカレでも安定した走りをみせており、全日本での入賞は必然だったと思われる。今年のレギュラースキッパー候補は?

470・・・・楠瀬和旺(3年・唐津西)、又村 優(4年・大湊)、鍋岡 薫(3年・羽咋工業)、花井静亜(2年・海津明誠)

スナイプ・・・花本菜美(3年・聖光)、稲吉龍太郎(4年・碧南)、小岩英恵(1年・海津明誠)

と470級は戦えそうだが、スナイプの柴沼拓也、杉浦良介が抜けた穴は大きく、そこがポイントとなるだろう。全日本上位常連校となれるのか?



※戦力は整った!
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【今年は久しぶりの全日本入賞を狙う中央大チーム】

昨年の全日本インカレでは470級9位・スナイプ級7位・総合は8位となった中央大の成績は総合的にみたらどうだったのか?近年の成績をみれば健闘といえるのだが、戦力が整った割には入賞できなかったところをみればやはりこれは不本意だったのではないのか?

今年のレギュラースキッパーをみてみると?

470・・・榊原隆太郎(4年・唐津西)、菅野 翔(3年・中村学園三陽)、榊原健人(2年・唐津西)

スナイプ・・・岸 祐花(3年・相模原)、山内健史(3年・磯辺)、高山颯太(1年・金井)、荒木陽菜(1年・唐津東)

470については榊原隆を筆頭に戦力的には申し分ない。スナイプについても岸を筆頭に、国体LR準優勝の高山や、女子LR3位の荒木が入学したことにより、期待できる状況ではないのか?まさに三強を脅かす存在として、是非とも暴れて欲しいと思う。



※今年度、関東の全日本出場は8校!

ここまで5校をみてきたが、戦力的にみても圧倒的に抜けている。しかし今年の全日本枠は一つ増えて「8」となったからには、今までギリギリのところで涙を呑んできたチームにとって「全日本出場」は現実的になってきたのでは?

上記5校は現時点でも両クラス全日本出場は安泰とみるべきである。ここ2年間はこれに加え、法政大明治大までがAKB風に言えば「神セブン」的存在であったが、昨年470級では千葉大が明治を上回り、久しぶりの全日本出場となった。

まず法政については、470級の戦力は安定しており、十分全日本レベルだが、スナイプ級が課題。一方明治はスナイプについては問題ないと思われるが、470級が課題と、チーム状況は非常に苦しい。例年惜しいところで全日本出場を果たせなかった他チームにもチャンスはある。この勢力図は変わっていくのか?



※【結論】

上記の文章をみれば、結論を出すまでもないが、戦力的には三強が大きく上回っており、実績・戦力共に早稲田が優位。慶應は思い切ったレースをみせれば逆転も可能。日大は470の布陣次第とスナイプの奮起によるが、優勝の可能性は十分にあるだろう。

※続いて女子インカレを簡単に解説することにする。




※2017年度関東学生ヨット春季選手権大会 女子レース展望

※日本大が圧倒的優位!
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【今年は中山とコンビを組み勝負!工藤彩乃(日本大)】

昨年の第25回全日本女子インカレでは日本大が最多勝更新となる6度目の総合優勝(470級5位・スナイプ級優勝)を飾った。総合得点対象となった両艇のメンバーは下級生が中心だったのもあり、連覇を強く意識しているに違いない。

2艇ずつ出場だが、470級では中山由紀美(3年・唐津西)が昨年全日本女子470優勝クルー・工藤彩乃(2年・芦屋)とコンビを組み、初優勝を狙う。一方スナイプにおいても昨年のチャンピオン・池田紅葉/林 佳奈(3年・横浜創学館/2年・日本工業大駒場)が昨年の春・秋・全日本に続き4連勝を狙う。かなりの磐石な体制である。

470級のメンバーを見るとどのチームも未勝利であり、勝てば初優勝となる。中山に対抗できる勢力を挙げれば、3艇出場の明海大や、2艇出場の法政大ではないのか?

明海大は1年次に全日本4位入賞の又村 優/青木美優(4年・大湊/1年・磯辺)や、昨年春準優勝・鍋岡 薫/戸井瀬亜(3年・羽咋工業/3年・相良)、そして昨年の出場はなかったものの実力ある花井静亜/三橋栞奈(2年・海津明誠/1年・青森工業)と強力である。

法政大はそろそろ女子インカレの優勝を狙っていきたいメンバーであり、足立茉莉花(3年・別府青山)はルーキーであり、昨年のインターハイ戦線で活躍した盛田冬華(1年・磯辺)をクルーにして出場。赤嶺華歩(2年・別府青山)は4年生クルー馬渡凪沙(4年・七里ガ浜)と組み、上位進出は可能であろう。

さらに慶應義塾大の村瀬海里/皆川綾奈(4年・比治山女子/4年・湘南白百合)もそれなりに実力ある選手。昨年は人員不足で出場できなかったが、今年は勝負できるであろう。上位進出なるか?

昨年まではクルーで出場していた日本大の宮野菜々(3年・磯辺)や、中央大の横山南泉(3年・桐蔭学園)が今年はスキッパーで登場。コンビネーションなどを考えれば苦しいかもしれないが、注目の存在となりうるであろう。

上記に挙げた9チームが優勝候補と言えるのだが、注目すべきチームも存在する。早稲田大のルーキースキッパー・仲 美南/田中美紗樹(1年・霞ヶ浦/2年・関西大第一)である。「全日本女子470優勝の田中がクルーやるの?」と思ってしまったが、どうやらそのようである。おそらく女子インカレを利用して仲を鍛えようとしている思惑なのか?さすがに勝負するには苦しいと思われるが、非常に興味深い。

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【女子インカレ3連勝中の池田紅葉/林 佳奈ペア(日本大)】

スナイプ級については日本大の池田紅葉/林 佳奈の実力が圧倒的上位であり、さすがに負けられない。対抗筆頭は2年連続全日本3位・中央大の岸 祐花(3年・相模原)なのだが、どうやら早稲田の470と同じく、ルーキー荒木陽菜(1年・唐津東)のクルーとして出場のようである。

従って、池田の4連勝は濃厚と言わざるを得ない。

さらには早稲田大の元津志緒/松岡嶺実(3年・長崎工業/3年・國學院久我山)が挙げられる。通常470スキッパーの元津は昨年も女子インカレはスナイプで出場しており、期待できる。もちろん実力も十分!展開次第では逆転も可能なのか。

そして明海大からは、昨年全日本5位の花本菜美/仁杉衣里(3年・聖光/3年・熱海)は上位で安定はしているものの、こちらも今年は優勝を狙っていきたいところだろう。

スナイプではルーキーがそこそこ出場予定である。昨年国体レーザーラジアル級で優勝した明治大の池田樹理(1年・東海大高輪台)は日大の池田紅葉の妹である。まさに姉妹対決であり、この戦いにも注目である。


※【結論】

結論を出すまでもないが、総合争いは日大が圧倒的に抜けている。対抗できるのは明海くらいか?ただ、ルーキースキッパー勢はどこまで通用するのか?は注目のポイントとなるだろう。

※昨年の学生レースはまさに関東が中心となった年であったが、今年も活躍できるよう是非とも頑張って欲しい。また全日本学連では、新しい試みを(まずは)女子インカレで実施する予定である。それは何なのか?は、当日になってのお楽しみである。

乞うご期待!学生セイラーの健闘を祈る。



以上