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2017-09-12 16:00 | カテゴリ:インカレ
いよいよ学生全日本戦線も第二弾へと突入する。華やかな女子学生セイラーの祭典、日建・レンタコムカップ 第26回全日本学生女子ヨット選手権大会は、今年も葉山港で開催される。(9/15~17開催・最大8レース制)

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【昨年25回大会470級スタートシーン】 ※この記事すべての写真は羽田氏より

昨年は四半世紀の節目となる大会となり、女子インカレも新たなるステージに突入したといえるのではないだろうか?この大会が続くには女子部員の確保が重要と昨年も述べたが、今大会のエントリーを見てみると、両クラス共に規定の最大艇数及び、スナイプ級においてはなんと全9水域からエントリーとなったことは、誠に喜ばしい限りである。

昨年第25回大会は日本大が、女子インカレ総合最多勝(6勝)を樹立したが、今年はどうなるのか?

※早速、展望してみることにする。



※【470級展望と解説】 (35艇エントリー)

昨年は最終レースで逆転した山本佑莉/牟田琴美(日本経済大)が最終学年で有終の美を飾る勝利だったが、今年の日経大はエントリーがなく寂しさを感じる。従ってこのクラスでは、どのチームも優勝すれば初優勝と言うことになる。

※まずは優勝戦線を占う上で、注目しなければならないのが、昨年の入賞チームだろう。

※勢いに乗って全日本初制覇なるのか?
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【一気に全日本女子タイトルをゲットできるのか?中山/工藤ペア(日本大)】

昨年大会では5位入賞となり、総合最多勝に大きく貢献した日本大の中山由紀美/工藤彩乃(3年・唐津西/2年・芦屋)は、今年に入り、春女子インでは敗れたものの、蒲郡全日本個人戦では女子スキッパー唯一の6位入賞とさらにパワーアップ。先日の秋女子インでも5回のトップフィニッシュで初優勝し、勢いを感じる。まさに優勝候補筆頭であり、全日本でも初制覇となるのか?日大勢としても10年ぶりの470級制覇がかかる。


※上位進出を狙うも・・・?
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【順風域ならば・・・山下/本田ペア(関西学院大)】 ※2015年大会より

続いては昨年自身初の4位入賞を果たした関西学院大の山下万理/本田有咲(4年・高松商業/3年・新湊)は、団体戦でもレギュラーと活躍しており、優勝候補であるのだが、強風域がどうなるのか?が懸念される。しかし順風域までは強さをみせることから侮れない。山下は4年生であり、有終の美を飾れるのか?

※ここまでは昨年の入賞チームだったが、他はどうだろう?


※2艇共にレベルアップ!
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【法政女子チーム復活!春女子インカレ優勝の赤嶺/馬渡ペア(法政大)】

関東を見てみると、今年大きく躍進しているのが法政大であろう。同校勢としては12年ぶりの春女子イン優勝となった赤嶺華歩/馬渡凪沙(2年・別府青山/4年・七里ガ浜)や、先日秋女子イン3位の足立茉莉花/盛田冬華(3年・別府青山/1年・磯辺)この2チームは、気合いが違うのを感じる。実際、団体戦でも結果は出ており、逆転候補の筆頭であろう。

さらにはこの大会昨年7位であり、春女子インカレでは優勝できなかったが、全日本個人戦にも出場し、レベルアップした所を大いにアピールした明海大の鍋岡 薫/戸井瀬亜(3年・羽咋工業/3年・相良)や、同校からは1年次にいきなり全日本4位入賞の又村 優/青木美優(4年・大湊/1年・磯辺)、そして先日の秋女子インで優勝戦線に絡んだ慶應義塾大の村瀬海里/皆川綾菜(4年・比治山女子/4年・湘南白百合)も侮れないだろう。

他水域をみてみると、ノンセレクながら全日本個人戦に出場した同志社大の野口美晴/岡本朋子(4年・和歌山信愛/4年・豊橋東)や、同校からはルーキーであり、昨年インターハイ420級で3位入賞した績木茄可/黒木彩花(1年・法隆寺国際/4年・宮崎第一)、そして昨年岩手国体少年女子420級で準優勝した関西学院大の池淵砂紀/伊東里奈(1年・境/1年・啓明学院)にも期待してみよう。


※【470級エントリー表】
26回全日本女子470級

※全日本女子のパンフレットには学年・出身校が記載されていない為、独自に作成させて頂いた。




※【スナイプ級展望と解説】 (35艇エントリー)

※連覇達成なるか?
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【まさに女王に相応しい走りを見せる・池田/林ペア(日本大)】

470級と同様に昨年大会を振り返って見れば、日大2艇VS中央の構図となり、接戦を制したのは日本大の池田紅葉/林 佳奈(3年・横浜創学館/2年・日本工業大駒場)であった。今年に入っても春女子イン優勝、全日本個人戦では女子唯一の3位入賞、先日の秋女子インで女子インカレ5連勝となり、やはりレベルが一枚上である。同チームは、増川美帆(関西学院大)・持田由美子(日本大)に続く史上3人目のスナイプ級連覇を目指す。

※今年こそは・・・
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【連覇を阻止できるのか?岸/荒木ペア(中央大)】

レベルが抜けている池田にとっても、最大のライバルが存在する。1年次から2年連続3位入賞・中央大の岸 祐花/荒木陽菜(3年・相模原/1年・唐津東)だ。女子インカレでは池田に連勝されてはいるものの、団体戦や各種大会では池田を上回ることも度々あり、見ている側も熱くさせる熾烈な戦いなのである。今年こそは連覇を阻止し、優勝旗をゲットできるのか?

※先日の関東女子インカレでは両者共にオープニングレースでリコールしてしまったが、それでもきっちり上位に来るということは、明らかにレベルが抜けている。順当なら二強の優勝争いになるのは明白である。


二強に続く入賞候補を挙げてみれば、この大会昨年5位入賞、その後も着実にレベルアップし、先日の秋女子インで準優勝、明海大の花本菜美/仁杉衣里(3年・聖光/3年・熱海)や、全日本個人戦にも出場した法政大の北林妙恵子/伊藤七瑠(3年・磯辺/1年・磯辺)、普段は470に乗る早稲田大の元津志緒/松岡嶺実(3年・長崎工業/3年・國學院久我山)あたりまでか?

関東以外にに目を向けてみると、昨年惜しくも7位と入賞を逃した立命館大の側田晴楽/森嶋衿香(3年・宮津/3年・四天王寺羽曳丘)や、関西学院大からは、石川満里奈/尾井恵子(2年・広島なぎさ/2年・啓明学院)と、小泉志織/伊藤杏紗(3年・別府青山/1年・芦屋)が上位候補であり、関東勢に対抗できるのか?

また秋女子インでは6位入賞と健闘した立教大の若泉帆風/柴崎里彩(2年・鎌倉/3年・横須賀学院)ではあるが、若泉は地元葉山ジュニア出身であり、混戦なら入賞できる可能性はあるだろう。


※【スナイプ級エントリー表】
第26回全日本女子インカレスナイプ級



※【総合展望】

※連覇濃厚か?
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【3本の優勝旗と最優秀選手賞旗。優勝はできなくとも旗をゲットすることはどのチームも可能なのだ】

※各校各クラス上位1艇ずつで争われる総合争い。両クラス出場校を北から挙げていくと?

小樽商科大・北海道大・東北大・日本大・法政大・明海大・立教大・東京海洋大・首都大学東京・関東学院大・富山大・滋賀大・大阪大・関西学院大・甲南大・九州大、以上16校に権利がある。

この中で優勝候補筆頭なのはやはり日本大となるだろう。上記で述べた通り、両クラス共に優勝候補筆頭であり、連覇達成は濃厚と見るべきである。2度目の連覇なるのか?

逆転候補としては法政大・明海大しかいない。クラス優勝することが条件となるが、常に日大の点数を意識し、いかに離されないか?が重要になるだろう。

3校に続くのは、関西学院大であり、入賞はほぼ間違いないが、残り2校ははっきりいってわからないほど混戦模様である。


※気になるコンディションだが、最終日は荒れる予報であり、どう影響するのか?是非とも熱きレースをみせて頂きたいと思う。


健闘を祈る!


以上



2017-09-10 18:00 | カテゴリ:インカレ
今年度も秋シーズンに突入し、学生諸君にとっても勝負の季節がやってきた。全日本団体戦へ向けた第84回関東学生ヨット選手権大会が開幕。そのオープニングレースとして来週の第26回全日本学生女子ヨット選手権大会の予選を兼ねた女子レースが開催され、オールラウンドのコンディションで470級⑧レース・スナイプ級は⑦レース成立し、決着。

470級では中山由紀美/工藤彩乃(日本大)が5度のトップフィニッシュで関東女子初制覇。スナイプ級は昨年の春から全日本を含め4連勝中の池田紅葉/林 佳奈(日本大)が第①レースでのリコールにより大ピンチだったものの、見事5連勝を飾った。

従って両クラス制覇した日本大が、関東女子総合4連勝となり、全日本女子連覇に向け、チームに勢いがついたことだけは間違いないだろう。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】 (25艇)

※中山/工藤(日本大)が関東女子初制覇!
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【関東女子初制覇!中山/工藤ペア(日本大)】 ※羽田氏より

①中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)  10点(3-1-1-(11)-2-1-1-1)
②赤嶺 華歩/馬渡 凪沙  (法政大)  15点(1-(DSQ)-2-5-1-2-2-2)
③足立 茉莉花/盛田 冬華 (法政大)  20点((5)-3-3-2-3-3-3-3)
④鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)  26点(4-2-4-4-(5)-4-4-4)
⑤村瀬 海里/皆川 綾菜  (慶應義塾大)28点(2-4-5-1-6-5-5-(6))
⑥又村 優 /青木 美優  (明海大)  44点(7-7-7-3-7-6-7-(10))



※【スナイプ級最終結果】(19艇)

※昨年の春から5連勝!
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【リコールはあったが、5連勝となった池田/林ペア(日本大)】 ※関東学連より

①池田 紅葉/林 佳奈   (日本大)  10点((UFD)-1-3-1-1-2-2)
②花本 菜美/仁杉 衣里  (明海大)  15点(2-2-1-2-(7)-3-5)  
③岸 祐花 /荒木 陽菜  (中央大)  16点((UFD)-3-5-4-2-1-1)
④北林 妙恵子/伊藤 七瑠 (法政大)  20点(1-(5)-4-3-4-4-4)
⑤元津 志緒/松岡 嶺実  (早稲田大) 21点(3-(8)-2-5-3-5-3)
⑥若泉 帆風/柴崎 里彩  (立教大)  35点(4-(7)-6-6-6-6-7)

※昨年春から全日本女子を含め5連勝となった池田だが、最高連勝記録は持田由美子(日本大)の7連勝(関東5連勝+全日本2連勝)である。



※【総合成績】

①日本大学    20点(10+10)
※日本大は4大会連続22度目の総合優勝
②法政大学    35点(15+20)
③明海大学    41点(26+15)

※尚、470級は上位18艇・スナイプ級14艇が、9/15~17開催の全日本女子インカレ進出となる。(詳細は展望で)


以上

2017-08-17 06:00 | カテゴリ:インカレ
個人戦が独立してからは、初めて夏真っ只中に開催された全日本学生ヨット個人選手権大会は、蒲郡で実施され、軽風のコンディションで、470級⑦レース・スナイプ級⑤レース成立し決着。

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【470級熱戦の様子】 ※中部学連より

470級では並みいる強豪が集結した中で、関西学院大の有岡 翼/大野将寿が、最終日に逆転優勝。スナイプ級では初日から絶好調、早稲田大の永松 礼/川上健太が制覇と共に、最優秀選手賞にも輝き、閉幕した。

※各クラスの入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】  (53艇)
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【価値ある優勝!有岡/大野ペア(関西学院大)】 ※Manzo Magazineより

①有岡 翼 /大野 将寿  (関西学院大) 22点(8-3-7-(30)-1-2-1)
②岡田 奎樹/秦 和也   (早稲田大)  30点(4-7-4-3-7-5-(18))
③楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)   32点(9-9-2-2-3-(21)-7)
④矢野 航志/原田 勇毅  (同志社大)  40点(18-2-3-5-9-3-(35))
⑤平野 匠 /高柳 彬   (日本経済大) 42点(5-(12)-1-8-6-12-10)
⑥中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)   51点(1-8-5-1-17-(23)-19)


※初日から田中美紗樹/岩井俊樹(早稲田大)、そして中山由紀美/工藤彩乃(日本大)の女子スキッパー陣が活躍し、ワンツー発進と周囲を驚かせるも、優勝候補筆頭・岡田/秦(早稲田大)や関東個人戦優勝の楠瀬/玉井(明海大)も順当に続く。

2日目は③レース実施され、首位の田中/岩井は2度の二桁順位で脱落。代わって同点首位に立ったのは、オールシングルの岡田/秦と楠瀬/玉井となり、最終日を迎える。

ところがカットが入る第⑥レースで2位フィニッシュとなった有岡/大野(関西学院大)が第④レースをカットできたことにより一気に首位に立ち、さらには矢野/原田(同志社大)も同様に上がってくる。

最終決戦となった第⑦レースでは首位に立った有岡/大野がトップフィニッシュで締め、470級優勝に輝く。2位は岡田/秦、3位は楠瀬/玉井となりレースは終了した。

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【470級入賞チーム】 ※広島のMさんより



※【スナイプ級級最終結果】 (53艇)
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【最優秀選手に輝いた永松(右)/川上ペア(早稲田大)】※広島のMさんより

①永松 礼 /川上 健太  (早稲田大)  11点(1-1-2-4-3)
②松尾 虎太郎/坂上 宗輝 (早稲田大)  17点(9-3-3-1-1)
③池田 紅葉/林 佳奈   (日本大)   26点(2-17-1-2-4)
④杉山 航一朗/三輪 虹輝 (同志社大)  51点(7-13-9-16-6)
⑤太中 賢 /関口 舜一  (慶應義塾大) 62点(3-5-4-11-39)
⑥津島 範之/尾川 翔   (甲南大)   62点(21-4-8-14-15)


※初日1-1と圧巻のレースをみせたのは、優勝候補筆頭の永松/川上(早稲田大)であった。関東個人戦優勝の太中/関口(慶應義塾大)がこれに続く。

しかし470級とは違い、2日目は1レースのみの成立に留まり、失敗は許されない状況に追い込まれるも、上位は崩さずそのままキープし、これに続いたのはルーキー松尾/坂上(早稲田大)と、女子インカレ覇者の池田/林(日本大)が続き、優勝争いは事実上この4チームに絞られた。

最終日、ここまでスナイプ級は3レース成立とカットが入る第⑥レースまで実施されるか微妙な状況となり、優勝するためには失敗は許されない状況下の中で、首位の永松/川上は4-3と無難にまとめ悲願の初制覇、そして松尾/坂上がこの日1-1と活躍し、早稲田ワンツーフィニッシュ。3位には女子ペア池田/林が入り、レースは終了した。

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【スナイプ級入賞チーム】 ※広島のMさんより



※スキッパー転向間もない個人戦制覇

470級の結末に彼を知っている方なら、誰もが驚いたことだろう。スキッパーの有岡は山口・光高時代は、クルーとして東京国体SS級で優勝。大学に入ってからもしばらくはクルーであったが、スキッパーに転向し今年の関西個人戦では優勝と躍進するも、岡田を始め、並みいる強豪を破っての優勝は、素晴らしいとしか言いようがない。

各校、高校時代クルー出身の選手はなかなかスキッパーに転向させるのは非常に難しい状況であるが、努力すればここまでになれることを教えてくれたのではないだろうか?誰もが拍手を送りたいと思わせる素晴らしい優勝であった。

またスナイプ級で優勝した永松は1年次から団体戦で活躍し、個人戦でも入賞経験ありながらも、昨年はチーム事情により辞退と歯がゆい思いをしてきたが、最後のチャンスで爆発させたのは見事であった。学生№1に相応しい優勝だったのでは?さらにはルーキー松尾も準優勝と団体戦総合4連覇へ向けても、弾みがついたのではないだろうか?

さらには女子スキッパーも活躍。両クラス共に女子スキッパーが制覇した事例があるが、それを期待させた470級の中山/工藤は、4年ぶりの女子スキッパー入賞。そしてスナイプ級の池田/林は3年ぶりと日大女子の強さが際立っていたことは間違いないだろう。同校女子インカレ連覇達成へ向け、他校にプレッシャーをかけることができたのではないのだろうか?


※来年の個人戦は、史上初の東京開催となり、東京国体が開催された若洲海浜公園ヨット訓練所で実施予定である。相模湾で活動が中心の関東学連にとって、東京での開催は悲願なのではないだろうか?今から非常に楽しみである。


以上



2017-08-06 18:00 | カテゴリ:インカレ
学生ヨット2017年シーズンは、いよいよ全日本戦線の幕が開けようとしている。その第一弾は全日本学生ヨット個人選手権大会となる。今年は個人戦の聖地、豊田自動織機・海陽ヨットハーバーに戻り、開催される。(8/11~14開催・8レース制)
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【昨年の西宮全日本個人戦470級スタートシーン】※関西学連より

タイトル通り個人での戦いであり、学生ヨット日本一の称号を得られることから、団体戦同様、価値ある大会であることは間違いない。また各校、団体戦へ向けても重要なファクターとなることだろう。

※早速展望に入ることにする。



※【全日本学生個人戦470級展望】(53艇エントリー)

昨年の西宮大会を振り返って見ると、入賞チームのほとんどが下級生スキッパーであり、昨年の続きと思いきや、チャンピオン・渡辺 駿(同志社大4年・中村学園三陽)が予選で敗れる大波乱。従ってリセット状態になった今年は、まずこのチームから取り上げなければならないだろう。

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【個人タイトルはラストチャンス!岡田/秦ペア(早稲田大)】※羽田氏より

もう皆さんもご存知の通り、現在学生で№1なのは早稲田大の岡田奎樹/秦 和也(4年・唐津西/2年・早大学院)となるだろう。昨年のジュニアワールド日本人初制覇を始め、国体でも学生にして二度の優勝、そして同校の全日本インカレ総合三連覇にも大きく貢献していることは間違いない所である。しかしながらこの学生個人戦となると、昨年の関東個人戦を制覇したのみであり、全日本では一年次から7-3-7位と何故か未勝利。今年は格の違いをみせつけて有終の美を飾りたいところだろう。もちろん優勝候補筆頭である。

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【逆転候補筆頭!平野/高柳ペア(日本経済大)】※関西学連より

岡田に対抗できるのは、昨年惜しくも準優勝であった日本経済大の平野 匠/高柳 彬(3年・長崎鶴洋/3年・羽咋工業)であろう。平野は同校のエースに成長、五輪を狙うクルー高柳も海外遠征などでパワーアップし、脅威の存在となることだろう。

そして昨年4位入賞で今年も期待したいのは同志社大の矢野航志/原田勇毅(3年・別府青山/4年・花園)となるだろう。矢野は団体戦でも安定した走りをみせており、昨年の渡辺に続く連覇を達成することができるのか?

昨年は関東勢唯一の5位と入賞となった日本大の奥村将文/服部勇輝(4年・高松工芸/2年・土浦日大)は、昨年は木村直矢(4年・霞ヶ浦)のリードによる印象が大きかったが、今年はリーダーとしても連続入賞しておきたいところだ。

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【もうフロックではない!好調の楠瀬/玉井ペア(明海大)】※羽田氏より

ここまでは昨年の入賞チームをみてきたが、さらに注目すべきチームが存在する。関東春インカレ個人成績トップ・関東個人戦優勝、明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士(3年・唐津西/3年・磯辺)だ。両大会共に他を寄せ付けない強さであったことから、現在一番勢いのあるチームである。同校初の個人戦タイトルホルダーになれるのか?

さらには1年次に5位入賞、しかしながら2・3年では出場できなかったが、調子が戻りつつある中央大の榊原隆太郎/岩田慧吾(4年・唐津西/1年・霞ヶ浦)や、関東個人戦では準優勝・慶應義塾大の斎藤文人/江頭英翔(4年・塾高/4年・逗子開成)も上位進出を狙う。

関西からは関西学院大の有岡 翼/大野 将寿(4年・光/2年・別府青山)が筆頭であるが、有岡はクルーの印象が強かったが、関西個人戦を優勝するまでになったことから注目したいところである。

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【安定度抜群!田中/岩井ペア(早稲田大)】※羽田氏より

そして女子スキッパーはどうなのか?その筆頭なのが早稲田大の田中美紗樹/岩井俊樹(2年・関西大第一/4年・早大学院)である。田中は高校時代に420ワールドで日本人初の女子メダリストとなり、大学入学後もその実力を如何なく発揮している。先日の470ワールドでも日本女子では唯一ゴールドフリートに残り、ここでも期待したい。

また女子ペアである日本大の中山由紀美/工藤彩乃(3年・唐津西/2年・芦屋)や、今季好調・明海大の鍋岡 薫/戸井 瀬亜(3年・羽咋工業/3年・相良)も女子インカレの前哨戦としても注目したいものである。


※【470級結論】

実績最上位の岡田/秦(早稲田)の優勝候補筆頭であるのは間違いないが、平野/高柳(日経大)や勢いのある楠瀬/玉井(明海大)もおり、簡単には勝たせてくれそうにない。また混戦になれば、女子スキッパーの田中/岩井(早稲田)も浮上してくるのでは?



※【全日本学生個人戦スナイプ級展望】(53艇エントリー)

昨年のスナイプ級を振り返ってみると、本命視されていた早稲田勢が辞退し、最大のライバルである慶應義塾大の活躍が目立つシリーズとなった。入賞した下級生スキッパーは九州大の高山達矢/内藤大敬(4年・上野丘/3年・豊中)のみと今年はどうなるのか?

上記に挙げた高山/内藤(九州大)は昨年惜しくも準優勝であり、今年は優勝を狙うのみである。しかしながらライバルも多数存在するのも事実である。やはり現在トップクラスである慶應勢早稲田勢の強さが際立っていることは間違いあるまい。

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【今年も慶應勢の優勝となるのか?太中/関口ペア(慶應義塾大)】※羽田氏より

まず慶應勢は予選とは違い、一部を除き春インカレと同様の布陣で昨年に続く制覇を目指す。関東優勝の太中 賢/関口舜一(4年・塾高/4年・慶應藤沢)を筆頭に、小澤 駿/斎藤洋童(4年・逗子開成/3年・町田)、越川智博/小川 昭人(4年・塾高・3年・塾高)が上位候補。

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【慶應の優勝を阻止できるのか?永松/川上ペア(早稲田大)】※羽田氏より

そして早稲田は1年次から上位で活躍してきた永松 礼/川上健太(4年・別府青山/4年・早大学院)を筆頭に、スーパールーキー松尾虎太郎/坂上宗輝(1年・光/4年・早大学院)も楽しみだ。

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【昨年と同じペアで勝負!杉山/三輪ペア(同志社大)】※関西学連より

近北からは昨年8位・同志社大の杉山航一朗/三輪虹輝(4年・清水東/4年・清林館)も上位進出を狙う。尚、杉山の父・武靖氏は個人戦連覇(1987~88)を果たしており、親子二代での制覇を達成できるのか?
さらにはその杉山を予選で上回った奥晴志朗/大川在一(4年・清風/4年・明星)もどのようなレースをみせてくれるのか?

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【上位進出は間違いないか?今年も好調の岸/清田ペア(中央大)】※羽田氏より

女子スキッパーでは関東二強の強さが際立っており、両者共に入賞候補である。まずは女子インカレ優勝、日本大の池田紅葉/村瀬奏斗(3年・横浜創学館/2年・碧南)と昨年この大会女子スキッパー最上位、中央大の岸 祐花/清田 司(3年・相模原/3年・鎌倉学園)は要注目である。


※【スナイプ級結論】

昨年も混戦模様であり、今年も上位陣ならどのチームも優勝のチャンスはあるように見える。実績からみれば永松/川上(早稲田)、高山/内藤(九州大)が中心も、慶應勢3艇やルーキー松尾/坂上(早稲田)、そして杉山/三輪(同志社)までか?

そして女子二強は侮れない。調子に乗れば優勝の可能性がある脅威の布陣となるであろう。


※非常に暑い中での大会であることから、体調に留意し、是非とも頑張って頂きたい。


以上





※2017年度 全日本学生ヨット個人選手権大会デジタルパンフレット

2017-07-05 04:00 | カテゴリ:インカレ
学生全日本戦線第一弾となる全日本学生ヨット個人選手権大会(8/11~14・豊田自動織機 海陽ヨットハーバー)の出場権をかけた、各水域予選は7/2(日)に全て終了し、進出校が全て決定した。

※出場チームは以下の通りである。



①【2017全日本個人戦進出チーム一覧】(予定)
2017全日本個人戦

※見えない場合はここをクリック

全日本出場を決めたチームの皆さん、おめでとうございます。今年は両クラス共に53艇となる。

各水域の通過チームは順当に決定したと思いきや、近北470級で昨年優勝の渡辺 駿(同志社大)が敗れる波乱があったのは、とても残念であった。




②【個人戦枠数改正と出場倍率の問題】
個人戦枠数

※【全レースDNCや英語があるチームはエントリー数から除外して計算】

※関東個人戦の展望でも述べたが、今年より個人戦の総枠数を増やし、53艇+水域開催枠2艇=計55艇となる。(※今年の開催は中部であるが、開催枠は使用されない)


※本当にこの枠数で良いと思っているのか?

どのように決定されたのか?は私は知らない前提で話をするが、出場倍率の差が水域間であり、問題なのは激戦区である近北・関西の枠数が極端少ないことがこの表からお判り頂けるであろう。(総エントリー数は2017年実績で計算したが、各水域のエントリー数は例年とほぼ同数と思って良い)

この件を言い出した理由としては、団体戦の枠数改正によって(水域によっては)出場がより厳しくなったからなのだ。従って個人戦は(ある程度)平等にする必要性があると思われる。

上記のように倍率の差が出てしまうのは、470・スナイプ共に同じ枠数としているのが大きな原因だ。水域によって470が多い場合もあるし、スナイプが多い水域もある。平等にするならば同数にこだわることはないのでは?

どれくらいの期間で枠数見直しをするのか?は私は知らないが、毎年しっかり管理し、改正することを望みたい。


※世界で活躍している選手は出場させなくて良いのか?

2020年オリンピックが東京開催となり、キャンペーンを実施している選手が存在する。そう昨年の全日本インカレで個人成績トップの高山大智/木村直矢(日本大)だ。木村についてはクルーなので、通過チームにエントリーすれば出場は可能であるが、高山は予選に出場していないので現状では無理な話なのだ。

このように優秀な選手を「特別推薦」で出場できる制度を設ける必要があるのではないだろうか?今後もこのようなケースが出てくるだろうし、検討する必要があるのではないか?と私は思うのである。

※今年の個人戦チャンピオンはどのチームに輝くのか?是非とも頑張ってほしい。


以上


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