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2018-07-23 00:00 | カテゴリ:インカレ
学生ヨット全日本戦線第一弾となる全日本学生ヨット個人選手権大会(東京・若洲海浜公園ヨット訓練所、8/30~9/2開催)出場を懸けた予選が各水域で開催され、出場チームが決定した。
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【東京ゲートブリッジ近くがレース海面、北はスカイツリー・東はディズニーリゾートとまさに都会的シチュエーション】※穂積氏より

※出場チームは以下の通りである。



※【全日本個人戦470級】
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※【全日本個人戦スナイプ級】
スナイプ


※全日本進出を決めたチームの皆さん、誠におめでとうございます。今年は個人戦初の東京開催となり、どのようなレースになるのかは私も非常に興味深い。是非とも頑張って頂きたい。



※個人戦の水域枠数改正が急務!

※昨年も個人戦出場に関して、水域枠数が平等でないことを申し上げたが、今年も一部水域において非常に厳しい戦いとなってしまった。このことについて改めて問題提起してみたいと思う。



①【団体戦と個人戦枠数の相関関係】
相関関係

長きに渡り、団体戦の出場枠数はほとんど変化なく、数年前に当ブログでも指摘させて頂いたことは、皆さんもご存知のはずである。では個人戦はどうだったのか?残念ながらこちらも変化がなかった。上記の表を見ていただければ判るとおり、個人戦の枠数は全水域一律団体戦枠数に対し、2倍の設定だったのである。団体戦の枠数は加盟校ベースで計算されていた訳だから、個人戦においても予選参加艇数ベースでは計算されていないことになる。

昨年(2017年)より団体戦の基本枠数が変わり、個人戦においても大幅な改正が行われたが、こちらの枠数も団体戦基本枠数の3倍設定となっていることがお判り頂けるだろう。(※中部・中国を除く)

団体戦ベースで計算されているなら、各校出場上限艇数が設定されているのならまだ理解できるが、現状どの水域予選でも個人戦に関しては無制限であり、このことが水域間の格差を生み出してしまっているのである。


②【各水域の予選参加状況と適正枠数】
個人戦

※計算方法(例) 

(4年間の出場艇数の合計)÷(総カウント数)×(総枠数53)= 水域割当数



上記表の左側は今年の全日本出場倍率である。全国平均は約5倍であるが、近畿北陸・関西だけが突出して高い。両水域ともに全日本で優勝チームを輩出できることから、厳しい戦いであることは間違いないところであり、これはさすがに問題である。

右側は過去4年間の予選出場実績を基に適正枠数がどれくらいなのか?を計算してみた。この計算方法は高体連(インターハイ)を参考にしている。高体連は3年毎に改正されており、学連でも厳密に管理すべきなのでは?と思うのである。(4年毎が妥当なのでは?)

一応昨年改正されたばかりなので、とりあえず近北と関西は2枠ずつ、関東は1枠増やし総出場艇数を55から60にするのは如何だろうか?これなら大きな格差はなくなるのではないだろうか?と私は思う。

昨年も申し上げた通り、個人戦には実力がありながらどうしても団体戦に出場できない選手を引き上げる目的もあるはず、ならば枠数は平等にすべきだし、もう一度再考すべきなのではないのか?

※そもそもの原因は全日本学連の組織がはっきりしないことにある。枠数関連に関してもいつ改正するのか?も規定されておらず、特にこのことを規約に盛り込むべきなのではないだろうか?数十年も団体戦の枠数改正が行われなかったのがその証拠である。

全水域に理事長が存在する訳なのだから、この中から全日本理事長を選出する代表理事制や、各校理事の中から全日本理事長を選出する方法など、リーダーシップをとれる全日本理事長を中心に議論すべきなのである。是非ともきちんとした組織になることが、今後の学生ヨット界の発展に繋がると私は信じてやまない。



以上